2021年2月23日～3月9日の期間で、世界選手権・ログラ大会、ワールドカップ・ログラ大会出場を目的とする、第5次スノーボード競技（アルペン）タレント発掘育成事業遠征を開催し、竹内智香選手（広島ガススキー部）、三木つばき選手（CATALER）、佐藤江峰選手（谷口板金工業所）、神野愼之助選手（トヨタ自動車スキー部）、斯波正樹選手（ジョイングループ） が参加しました。

世界選手権PGS7位の竹内選手

世界選手権は、関係者のみで実施された

　中国で予定されていた世界選手権大会をスロベニア・ログラへ移し、同会場ではワールドカップも開催され、ログラ大会は全3戦となりました。本遠征では、国内強化指定に選出された佐藤選手、斯波選手を招集し、選手それぞれのコーチに指導を受けながら試合に挑みました。気温の高い日が続きましたが、レースコースは整備され、良いコンディションの中、全試合が行われました。

ワールドカップ1回戦を勝ち上がり7位になった三木選手

佐藤選手

　世界選手権PGSにおいて、竹内選手は決勝トーナメント1回戦僅差で敗れましたが、最終成績7位となり、大舞台で入賞できる強さを見せました。続くPSLは三木選手11位、竹内選手13位となりました。

神野選手

インゲマーコーチとコミュニケーションを取る神野選手

　続いてワールドカップPGS、三木選手はベスト8に進出し、最終成績7位で試合を終えました。国内強化指定の佐藤選手、神野選手、斯波選手3名は、惜しくも決勝トーナメント進出はなりませんでしたが、ワールドカップ最終戦にご期待ください。

斯波選手

笑顔を見せる斯波選手とフーコーチ

　世界選手権中国大会に替わってログラ大会を開催していただきましたこと、心から感謝申し上げます。ワールドカップ最終戦のSNOW JAPANの応援をよろしくお願い致します。

報告／スノーボード・アルペンヘッドコーチ　鶴岡 剣太郎