競技

2021/03/29

【REPORT 第5次スノーボード(ハーフパイプ)遠征】
ジュニア世界選手権参戦。男女でダブルゴールド獲得!!

  トップ選手が参戦するワールドカップへの登竜門としてジュニア世界選手権は大きな意味を持ち、チームとしてもジュニア選手の経過目標の一つの試合として位置づけております。今回のジュニア世界選手権(ロシア・クラスノヤルスク)にはスノーボード・ハーフパイプチームからU指定選手の男子・重野秀一郎選手(バートン)、中川海秀選手(新日本スキー研究会)、女子・鍛治茉音選手(TJR)、金子日菜多選手(ネクストアムゼスノーボードクラブ)の4名で臨み、全員の3以内入賞かつ男女優勝という高い目標を持って参戦しました。

 

 

01現地会場。照明、スタンド、大型ビジョンも完備

02金子日菜多選手

03ナイトゲームで行われた決勝、中川海秀選手

 

 

 30時間もの長時間の渡航を経て2日間のみの公式トレーニング、予選、決勝というジュニア選手には過酷なスケジュールとなりました。初めての会場でのハーフパイプの形状に選手たちは苦戦しましたが、決勝では男子・中川選手と女子・鍛治選手が確実な滑りで高得点を獲得し優勝することができました。また、決勝では転倒してしまいましたが男子・重野選手、公式トレーニング中のアクシデントによって棄権となってしまった金子選手も国際大会での経験や挑戦する意識を高めることができたと思います。

 

 

07男子優勝中川海秀選手

08、女子優勝鍛治茉音選手

06スイスの選手と健闘と称え合う重野選手

 

 

 チームの掲げた目標を全ては達成できませんでしたが、男女共に優勝できたこと、この大会に臨み得た経験は今後の強化に繋がる大きな一歩となりました。また、コロナ禍の中で素晴らしい大会運営を行っていただいたロシア大会事務局の皆さんに感謝します。

 

 

09遠征参加選手とコーチ

10表彰式後スイス、ドイツチームと健闘を称え合い記念撮影

 

 

 今後は国内大会が続きます。トップチームの選手たちの活躍にも刺激を受け、ジュニアチームの選手たちも頑張っております。スノーボード・ハーフパイプチーム、ジュニアチームへの引き続きのご声援を宜しくお願いいたします。

 

 

報告/スノーボード・ハーフパイプチームジュニアコーチ 深澤 健悟

 

 

以下、選手コメント
重野秀一郎
「今回の遠征の目標は優勝でした。しかし公式練習ではパイプに合わせられたのですが、本番で段差ができてしまいそれに合わせることができませんでした。1本目は抑えて2本目から攻めるということを学びました。今後は海外だと決勝3本という大会が多いと思います。この経験を活かしていきたいと思います。」

 

中川海秀
「今回の遠征における大会では上位3位以内という目標をもって挑みました。結果優勝することができたのですが、もう少しハーフパイプに早く合わせることができたと自分で思いました。他にも海外の選手は滑りにスタイルがあり今回の遠征でもとてもいい刺激を得ることができました。この経験をバネにしてこれからも頑張っていきたいです。」

 

鍛治茉音
「今回の遠征ではメダルを取ることを目標として参加しました。優勝という結果だったけど、もう少しパイプに合わせられたらよかったなと思います。チームみんなで支え合いとてもいい遠征になりました。」

 

金子日菜多
「今回の目標は大会で3位以内に入ることでしたが、公式練習中のアクシデントで大会棄権という結果になってしまいました。短い期間でもちゃんとパイプに合わせて次は上位入賞を狙っていきたいです。」

 

 

04重野秀一郎選手

05鍛治茉音選手