2021年8月19日から2021年8月21日の2泊3日の日程で合宿代替え巡回指導を山梨県のカムイ御坂スキー場室内ハーフパイプ場にて行いました。コロナ感染拡大が収まらない中の強化活動となりましたが、PCR検査実施、体調記録の確認を事前施し、感染対策を行った上での実施を行いました。

今回の巡回指導ではTOPチーム女子選手を対象として行いました。
活動目的として、競技用ハーフパイプに練習に行った時に1日でも練習を早く行えるようにする事と、選手個々の目標としている技の早期習得、フィジカル面では怪我のしにくい身体作りの状況把握を目的としています。

練習内容は、目標としている技の一回転低い技を競技用パイプの半分の高さのハーフパイプで練習し、回転が足りなかったらどう先行動作を変えて上半身から下半身に回転力を伝えるのか、また、小さいパイプでも技を仕掛けて着地するためにどのタイミングで着地を見て、肩を被せにいくのかを細かく感じながら練習を行いました。

室内ゲレンデで出来る練習内容としては100点の練習ができたと思います。
現在において何を行うもリスクがある状況ではありますが、行動を起こしている選手達の期待に応えた巡回指導が行えたと思います。

オリンピックシーズンとなるシーズンインまでにしっかりとベース作りの準備を進めて行きたいと思います。彼女達の活躍にご期待下さい！

報告／スノーボード・ハーフパイプチーム 技術コーチ　青野令