競技
2014/04/10【REPORT スノーボードHP国内合宿】
テーマは考える力(自己分析と気付き)
3月31日~4月6日北海道、ニセコ花園リゾートスキー場にて第4回スノーボードHP国内合宿を開催しました。今回の合宿はナショナルチーム選手、韓国ナショナルチーム選手、ジュニアチーム選手、各都道府県推薦選手が集まり、総勢30名の大きな合宿となりました。
初日のガイダンスにおいて各選手の目標と技術力を確認しチーム分けを行い、選手の課題に合わせた練習を指導しました。朝の散歩から始まり、雪上トレーニング、体育館でのコンディショニングトレーニング、夜のセミナー並びにミーティングの流れで行われました。
雪上トレーニングでは全日本選手権後のハーフパイプを貸し切り、エアーマットを設置して、ハーフパイプとエアーマットトレーニングの両方のトレーニングが行えるように整備し練習を行いました。ダブルコークや高回転スピンなど難易度の高い技へのきっかけづくりができました。
夜のセミナーにおいては目標設定についてを学び、今合宿、今後における各々の目標設定を実際にシミュレーションしました。オリンピック出場選手を招き、大会での気持ちの持ち方、会場の様子、大会後の印象、どんな準備をして挑んだかなどを話してもらい大会に対するイメージ力を勉強しました。
今回の合宿では技術指導アドバイザーとしてHPオリンピアンの村上大輔氏、動作指導者としてエアリアルの田原直哉選手、FISジャッジの橋本涼氏、トレーニング指導として綿谷美佐子トレーナーを招聘し、各分野においてより専門的な指導を行う環境を準備して臨みました。
ソチオリンピック出場の選手も参加しての合宿であったため、代表選手との技術、体力の差、考え方など多くのジュニア選手にとって、学ぶ機会の多い合宿となりました。合宿で学んだ経験を生かし、今後の選手の取り組みと更なる成長に期待したいと思います。
今回の合宿においてはハープパイプ、パークの環境を提供して頂いたニセコ花園スキー場様、スタッフの皆様の多大なるご協力に感謝します。
報告:SBHPJrコーチ 神戸忠仙
朝の散歩風景
セミナー風景
体育館でのコンディショニングトレーニング
ソチオリンピック鑑賞
食事風景
指導風景
エアーマットトレーニング
雪上トレーニング
ハーフパイプ全景
集合写真