競技
2014/04/07【REPORT スノーボードALジュニア育成合宿】
基礎を身につける習慣づけ
2月23日~28日、群馬県・ホワイトワールド尾瀬岩鞍スキー場にて第2回スノーボードアルペン合宿(育成合宿)が開催された。
スキー場の協力のもと、天候に恵まれさまざまなバーンでのフリーラン&ゲートトレーニングを予定どおり行えた。今季1回目となる育成合宿のテーマは「選手としての基礎を学ぶ」として、ウォーミングアップ、クールダウン、ボードを踏むということ、ターンの基本、ゲート滑走の基本、ルールの勉強など、を6日間かけて行った。
今までの短期合宿では、滑走トレーニングやテーマの伝達という傾向になりがちであったが、今回の合宿では、習ったことを反復練習したり、身につけるための習慣づけを行い、合宿での心構えを学ぶことができた。ボードを踏むポジションや踏むということがわかった選手は、もっと強くよいタイミングで速い運動を行うことの難しさを感じ、なぜ動けないのか?そのために必要な筋力をオフシーズンのトレーニングで鍛える必要性を感じることができたようだ。
時間はかかると思われるが、基礎を身につけて多くの経験を積み、海外での大会に挑みながら、次世代のメダリストとなる選手の底上げのために、今回のような合宿を継続して行い、選手や指導者の養成が今後のスノーボード界に必要であることをあらためて感じた。
報告:副強化委員長 佐々木耕司
広大なポールバーンでのPGSトレーング
フィジカルトレーニング原則の講義
朝のウォーミングアップ
雪上でのウォーミングアップ
急斜面GSトレーニング
参加メンバー(中学2年生~大学1年)