2014年1月11，12日：スノーボードSBXワールドカップVallnord-Arcalís (AND)大会2連戦の結果

1月11日：藤森選手4位（予選17位）　桃野選手37位（予選32位）

1月12日：藤森選手5位（予選11位）　桃野選手47位（予選38位）

2戦ともビッグファイナルに進出した藤森由香選手（チームアルビレックス新潟）。第1戦目のビッグファイナルでは、全ての選手が技術と特性を活かして、観客が非常に盛り上がるGood Race！になった。順位変動が多いなか、藤森選手はレース終盤まで2位～3位をキープしていたが、ゴール前の直線で4位に後退しそのままフィニッシュ。

翌日の第2戦目も好調の滑りを見せてビッグファイナルへ進出！しかしレース中盤までに下位のグループから抜け出る事ができずにチャンスが無かった。しかしレース内容は良く、オリンピック直前に来て完成度の高さを実感できる良い機会となった。

桃野慎也選手（北翔大学）は、2秒以内に45人が入るコース設定のなか、ミスがありつつも力を出し切り順当に予選をクリアした。しかしスタートセクションの攻略がうまくいかず、レースでは下位からのスタートとなり、2日間とも他国選手と接触し転倒してしまった。

今回のコースはラインが交錯する部分が多く、数名の怪我人が出てしまった。オリンピックを直前に控え有力選手がどんどん脱落していくサバイバルレースのようにも感じられた。怪我が付きものの種目ではあるが万全の準備をしオリンピックへと挑んでいきたい。

報告：SBXチームコーチ　五十嵐幸太

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