競技

2014/01/14

【REPORT スノーボードW杯PSLバドガシュタイン大会】
悔しいレース、自己の受け入れからの学び

1月10,12日にオーストリアのバドガシュタインで行われたPSL2戦について、竹内智香選手(広島ガススキー部)よりレポートがありましたのでご紹介いたします。

 

1月10日12日に開催されたワールドカップ@BadGastein(AUT)のご報告です。

 

10日はJauerlingという会場での開催が予定されていましたが、雪不足のため、代替レースとしてBad Gasteinで開催されることになりました。そして残念ながらBad Gasteinは2戦とも予選敗退という結果で終える事になりました。

 

Bad Gasteinのレースは16歳の頃からワールドカップやヨーロッパカップに出場している所です。ここの会場では結果が出る時はベスト4以上、そして結果が出ない時は予選落ちと成績に差が大きいというイメージを自分自身の中で持っています。その理由には標高の低いこの会場では毎年、コンディションが様々だからです。今回の気温が高く、雪が固まらない状況はスタートからゴールまでとにかく“我慢”との勝負になりました。

 

今回は見事に苦手とするコンディションが全て整ったレースとなり、カービングできる場所がなく、ズラしながら加重できるポイントを見つけなければいけない状況で私にはそのテクニックが劣っていたことが今回の敗因です。そのテクニックがないため、小さなミスが重なり、タイムが大きく落ちました。

 

とても悔しいレースとなりましたが、現時点ではできる全ての事をやってスタートに立っての今回のこのリザルトを受け入れたいと思います。また苦手分野が揃った時にはまだまだ自分の力が足りていないという事を学ばせてもらう事ができたので、今後に繋げていきたいと思います。

 

期待して待ってくださる皆様に良い結果をご報告できなかったこと、とても残念に思っています。しかしフィーリングはとても良い状態にありますので、次のレースではまた力を発揮できるように頑張りますので、今後も応援よろしくお願いいたします。

 

竹内智香

 

ビブドローで9番ビブを引いた竹内選手

ビブドローで9番ビブを引いた竹内選手

厳しいスノーコンディションとなった今大会コース

厳しいスノーコンディションとなった今大会コース

竹内選手のライディング

竹内選手のライディング