競技
2022/01/21【REPORT 第2回スノーボード競技(アルペン)タレント発掘育成事業合宿】 基礎からレース本番を意識した実践的トレーニングへ
2022年1月11日〜1月14日の期間、国内強化拠点である菅平パインビークスキー場においてスノーボードアルペン種目、第2回タレント発掘育成事業合宿を開催しました。
▲※遠征の概要はこちら
先月行った第1回合宿においては基礎を中心としたトレーニングを実施しましたが、今回は2回目ということで、より実際のレースに近い環境に設定をし、パラレルトレーニングを強化しました。
パラレルでのセットは安全に実施するためにはコース幅もしっかり使う必要があることから、強化拠点として最大限のご協力をしていただける環境、パインビークスキー場ならびに運営のマックアース様には心から感謝しております。
この日は前日からかなりの積雪もあり、スタッフ総出で除雪をし、環境維持に務めました
選手のレベルも様々ではある中、すでに海外での実践経験のある選手もいたことから、2名同時滑走という大会さながらの設定で滑走をすることで、レベルの差や自分のタイムがどのあたりの立ち位置なのかも確認をすることができました。
パラレルトレーニング(赤コース:前田紗美選手/青コース:山田大悟選手)
今回も午前中は雪上トレーニングをメインとする一方、午後からはフィジカルトレーニングにもしっかり取り組みました。
シーズン中は疲労も溜まりやすい状況から、自分自身の体力や筋力がどの程度なのか、また、コンディショニングについて自身の弱い箇所など改めて知る機会ともなります。
充実した機材から自分に必要なものをチョイス
本来であれば海外遠征に行っていたい時期でもある中、オミクロン株感染拡大や水際対策の強化により思うように活動が進められない中、今出来ることは国内で開催される大会に向けベストを尽くせるように雪上もフィジカルもしっかりと取り組むことだと思っています。まずはこのような状況下においても合宿を開催させていただけることに感謝をし、できることを精一杯行いながら、いつ本番が来ても良いように準備をしていく期間を選手ひとりひとりが過ごしています。
引き続き応援どうぞよろしくお願いいたします。
報告: スノーボード/スノーボードアルペンチーム 国内ヘッドコーチ 戸崎 啓貴
当事業はSAJ感染対策ガイドラインのもとで実施しております。