競技

2014/01/06

【REPORT スノーボードW杯SBSカッパーマウンテン大会】
ソチへの課題はジブとジャンプのメイク率の向上

12月19~22日、アメリカコロラド州のカッパーマウンテンにて、スロープスタイルのワールドカップが開催されました。今大会のスロープセクションは、前半ジブ3つ、後半ジャンプ3つと、ソチオリンピック同様のセクション数と順番でした。   19日に行われた予選で、角野友基は第1ヒート3位でファイナルに進出しました。角野はジブ、ジャンプとも確実なルーティーンで臨みましたが、この予選では思ったほどポイントが伸びず、決勝は攻めルーティーンで行く決意をしました。石田貴博は第4ヒートで2本ともミスジャンプになってしまい、残念ながら全体順位82位で終わりました。   22日に行われた決勝では、角野はRun1:64.50pt/Run2:51.75ptで、全体10位という結果に終わりました。Run1はジブでトリック完成度が良くなく、ジャンプでは転びはしなかったのですが、エッジランディングとなったため、ポイントが伸びませんでした。Run2はジブは狙い通りルーティーンメイクしましたが、最終ジャンプで1260をランディングミスし、メイク出来ずに終わってしまいました。   今大会では、山本サービスマン、島﨑トレーナーのサポートスタッフのバックアップもあり、万全な体制で挑みましたが残念です。今後のトレーニング強化の方向としては、ジブは更なるメイク率向上、ジャンプは前方向4パターン1260のメイク率向上とし、反復トレーニングを重ね、ソチに向けて更に精進します!   <角野友基今大会ルーティーン>   RUN1 Cab270 in Bardslide→Switch Front Ripslide→Back Ripslide→Front Double Cork 900 indy→Switch Backside Double Cork 1260 mute→Backside Double Cork 1080 mute   RUN2 Cab270 in – 270 out→Front Tailslide 270 out→Back Ripslide→Front Double Cork 900 indy→Switch Backside Double Cork 1260 mute→Backside Double Cork 1260 mute

報告:SBSアドバイザー 根岸 学

 

キッカーを飛ぶ角野選手

キッカーを飛ぶ角野選手

スタート後ジブセクションへ向かう角野選手

スタート後ジブセクションへ向かう角野選手

 
山本サービスマンによるスタート前のボードの調整

山本サービスマンによるスタート前のボードの調整