3月13日からスノーボード／スロープスタイル・ビッグエアチームはワールドカップ2戦への参戦のため、第6次遠征を行なっています。その一つ目である、スピンドリュー（チェコ）大会には、飛田流輝（ウィルレイズ）、木俣椋真（ヤマゼンロックザキッズ）、村瀬心椛（ムラサキスポーツ）、そして前週に行なわれたジュニア世界選手権から合流した長谷川帝勝（STANCER）が参戦しました。

村瀬心椛選手

今回のコースはとてもクリエイティブなコースで、技のつなぎ方、構成などで大きく点数が左右される、とても難しく、アイディアなどの引き出しが試される予選でした。予選は全員通過し、決勝では男子は木俣椋真が11位、飛田流輝が6位、長谷川帝勝が4位でした。

木俣椋真選手

飛田流輝選手

長谷川帝勝選手

長谷川帝勝は今季のワールドカップ初戦で足首を怪我して復帰した1月8日アメリア参戦ぶりのワールドカップ。まだ足の左右差があり筋力がまだ戻りきっておらず、安定感重視の抑えたルーティンで決勝1本目終わった時点で暫定1位でしたが2本目は皆攻めてきて結果4位となりました。

村瀬心椛は予選から1位通過で2位と20ポイント近く差をつけての決勝進出。決勝も2位と23点離しての圧勝でした。去年から考えを変え、たくさん練習し、技ができても何回も何回も同じ技をくりかえし練習して一つ一つ確実に完成度をあげている最中です。村瀬は今季の個人年間タイトルの射程圏内です。それが獲得できるよう、次週のスイス大会も、引き続き応援よろしくお願いいたします。

今大会ワールドカップスピンドリュースロープスタイルで優勝した村瀬心椛選手

スロープスタイルランキングリーダーとしてイエロービブを着用する村瀬心椛選手

報告: スノーボード スロープスタイル／ビッグエア テクニカルコーチ　西田 崇