競技

2013/12/06

【REPORT スノーボードSBXジュニアチーム遠征】
世界トップレベル選手との合同合宿

11月15日から30日まで、フィンランドのPyhaスキー場において、JAPANチームを始めとした各国のナショナルチームが集結した合同合宿が開催されました。参加選手は、保坂史門(金足農業高等学校)、小澤悠人(倉敷翠松高等学校)、納庄訓平(KUNIHIRO CLUB)、岩垂かれん(日本体育大学)の男子3名女子1名の合計4名でした。ジュニア、選抜強化選手にとっては、初のナショナルチームとの合同遠征でもあり、世界で戦う藤森、桃野両選手の滑りを肌で感じ、コミュニケーションを図る事が出来ました。

 

会場のPyhaスキー場は、日照時間が4時間程と大変短く、気温も−15℃辺りと非常に寒い場所でした。各国コーチ陣の手によって毎日シェイプされたSBXコースは、スタートから50m程のセクションの難易度が高く、世界トップ選手でさえも合宿前半は苦戦を強いられていました。

 

ジュニア、選抜強化選手は、世界トップレベル選手の体格にも圧巻され、コース攻略を思考しながら雪上滑走練習、フィジカルトレーニング、ビデオセミナーを日々行いました。雪上合宿では、各セクションの攻略が不十分で、課題が山積しましたが、世界トップレベル選手の滑りを目に焼き付け、分析する事が出来、今後の技術向上に役立てられると思います。

 

フィジカルトレーニングでは、藤森、桃野両選手と同じメニューを体験することが出来、更にフィジカル意識向上に繋げられました。ビデオセミナーにおいては、重要なスタート技術、上下動の方法、目線の位置、滑走ラインの取り方、コースへ挑むメンタル力など、基本的な部分に重点をおいて、細かな指導を行いました。SBXアドバイザー CONTE Nicolasコーチにも丁寧かつ的確なアドバスを頂き、大変貴重な時間でありました。

 

まだまだ世界レベルには遠いジュニア、選抜強化選手ですが、今合宿で得た物を寝かすのではなく、活用し結果に繋げて欲しいです。

 

報告者:SBXジュニアコーチ 国広直也

 

左から、岩垂かれん(日本体育大学)、小澤悠人(倉敷翠松高等学校)、保坂史門(金足農業高等学校)

左から、岩垂かれん(日本体育大学)、小澤悠人(倉敷翠松高等学校)、保坂史門(金足農業高等学校)

ナショナルチームとのフィジカルトレーニング

ナショナルチームとのフィジカルトレーニング

小澤悠人(倉敷翠松高等学校)

小澤悠人(倉敷翠松高等学校)

保坂史門(金足農業高等学校)

保坂史門(金足農業高等学校)

納庄訓平(KUNIHIRO CLUB)

納庄訓平(KUNIHIRO CLUB)

岩垂かれん(日本体育大学)

岩垂かれん(日本体育大学)