HP ナショナルチームは、オリンピックシーズンの本格的なシーズンインに向けての北米での合宿並びにワールドカップ参戦を控え、11月25日～11月28日までJISS（国立科学スポーツセンター）にて事前合宿を行いました。

合宿先の北米・コロラドは標高が2500mオーバーの所の為、到着後の体調調整をスムーズにし、現地での順化時間を短くしてトレーニングに臨む為の、低酸素施設を利用した高地順化の準備を主に行いました。JISSハイパフォーマンスセンター内にある低酸素トレーニング室では、現地標高に合わせた2000m～2500mの低酸素状態の中での軽い運動、ストレッチ等を行い、また宿泊施設においても同様の標高に設定して睡眠をとり高地順化の準備を行った。現地到着後に順化時間を短くする事で時間を無駄なくコンディションの良い状態で準備できる事は、我々選手、スタッフに非常に有効な事です。

合宿期間内にはHPチームの記者発表の時間を設け、テレビ、新聞など20社以上80名を越えるメディアの方々に来て頂き取材を行いました。メディアの数の多さにソチオリンピックまでの残りの期間を実感し、また、我々SB HPへの期待の大きさも感じられ選手、スタッフ共に気を引き締めました。

本合宿では出発前の準備としてメンタルケアやフィジカルコンディショニングチェック、栄養のサポートなど専門のサポートを受け準備を整えた。最終日の朝には選手、スタッフ全員で近隣の神社へ出向き、今シーズンの無事と必勝を祈願して合宿を締めくくりました。

フィジカル、メンタルともに充実した準備を経て北米へ発ち、SB HPチームは一丸となってオリンピック向けて臨みます。引続き応援宜しくお願い致します。

報告者：SB HP TEAMコーチ　治部　忠重