競技

2013/11/07

【REPORT スノーボード合宿】
良い緊張感を持ってスタートを切る

10月25日から27日の間、国立スポーツ科学センター/味の素ナショナルトレーニングセンターにおいて、国内合同合宿が開催されました。2014年ソチ、2018年ピョンチャン、それぞれのオリンピックを目指す選手が集結し、座学講習、フィールドテスト、陸上トレーニングに励みました。

 

座学講習は、メンタル、アンチドーピング、メディアトレーニング、栄養、トレーニング計画などを行いました。メンタル講習では、オリンピックへのプロセスの中で、自身が今何をすべきでどこにどんな目標を置くか?を学び、アンチドーピング講習では、近年ドーピングが大きく取り上げられる中、使用がどの様な結果を招くか?実際に発生した事例などを基に危険性などを学びました。メディアトレーニング講習では、取材の基本と言う大枠の中で、コミュニケーションの基本、準備、意味を実践形式で学び、栄養講習においては、競技の特性上、変則的な食事摂取となる上に、海外においても満足した摂取が難しい中、摂取方法や摂取のタイミングを学び、必ず栄養と競技パフォーマンスはリンクすると学びました。

 

フィールドテストにおいては、基準値をクリア出来た選手、出来なかった選手、夏場のトレーニング成果が現れた結果となりました。数値のクリアは当然と言う空気の中で、更なる選手の意識と数値の向上を求めていきたいと思います。トレーニング計画論においては、年間トレーニング計画の立て方や、トレーニング種目のより深い知識向上に繋がり、陸上トレーニングは、それぞれの種目特性にリンク出来るように、ハーフパイプチームはトランポリン。アルペン、スノーボードクロスチームはクライミングを行いました。

 

今季から新しい指定選手が増え、良い緊張感を持ってスタートが切れたと思います。これから始まるシーズンに向けて心と身体をしっかりと準備をし、選手互いに切磋琢磨、日々精進し、TEAM JAPANの一員として自覚を持ち、好成績を残して欲しいと願います。

 

報告者:SBX Jrコーチ 国広直也

 

用紙に目標を書き記し、達成へのプロセスを描く

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様々な質問に受け答えする実践形式

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各チームで食事の摂り方をプラン立てて発表

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今季の活動をも左右させるフィールドテスト

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