競技
2013/10/31【REPORT スノーボードALチーム遠征】
高地低酸素への対策でスムーズなスタート
第3次スノーボードアルペン遠征中の竹内智香選手からレポートが届きましたので、ご紹介いたします。
10月24日から11月11日まで、北米遠征のためCopper. Mtという山でのトレーニングを行っています。標高の高さ/東回りの時差/湿度の低さ、3つの苦手な条件が揃うこの場所は、苦手意識がとても強くありました。毎回、滞在期間中に充分な睡眠が取れず、疲労がたまるイメージが強く、Copper. Mtでのトレーニングを好みませんでした。しかし今回は、JISSでの低酸素トレーニングと現地での標高の高さ対策、そして充分な調整期間を設けたことで、初めてスムーズに雪上に入ることができました。
雪も天候にも恵まれ、非常に良いコンディションで雪上トレーニングを行えています。ゲート初日から良いフィーリングがあり、最初のトレーニングセッション3日間は予定通りに終えることができました。今日からの3日間は雪上から離れ、フィジカルトレーニングをメインに行います。
今回の遠征は雪上での技術向上やマテリアル慣れも目的としていますが、夏に作り上げた体力をできるだけ高い所で維持する目標もあります。そのため、3日間雪上/2日間フィジカル/1日OFFというサイクルで3セッション過ごす予定になっています。
引き続き、より多くのものを吸収していきたいと思います。今後も応援よろしくお願い致します。
竹内智香
天気も雪も最高のコンディション
専用バーンにてゲートトレーニング
薄暗いうちから活動開始する早朝のトレーニングセッション