競技

2013/04/16

【REPORT スノーボード(ハーフパイプ)国内合宿】
新技習得に向けたトレーニング

 4月11日~14日、スキー場営業終了後のニセコ花園スキー場様のご協力を得て、ナショナルチームメンバーで安全補助Bag Jumpエアーマットを使用したトレーニングを行った。世界で戦っていく上で必要となる高難易度技習得のきっかけづくりをより安全な環境で行う事ができた。さまざまな種類のダブルコークが演技構成に組込まれてきている現在のHP競技シーンにおいて、世界で戦う上では習得しておくべき技となっている。

 

 両サイドに設置して行われたトレーニングでは、FSダブルコーク1080、ダブルコーク1260、Cabダブルコーク1080などの技に挑戦した。今回外部講師として来て頂いた熊谷コーチ、松井コーチより技習得に際しての回転力の上げ方、力の伝え方、身体の使い方など科学的原理の観点からの指導も併せて行った。感覚的なものではなく、身体の使い方を理解して行う事でより安全にかつ効率良く挑戦できた。

 

 来シーズンに向けて各選手が現在持っている技、試合で出す演技構成の幅を広げる上で、必要な技習得の良いきっかけつくりとなった合宿であった。また、トレーニングにおいての疲労、身体へのダメージが大きかったが、トレーナー陣のテーピングでの怪我予防やコンディショニングケアなどと充分なサポート体制でトレーニングを行う事ができた。この特別な環境を用意して頂いたニセコ花園スキー場様には心より感謝申し上げたい。

 

朝のウォームアップ

整備を手伝う選手たち

細川孝介選手

子出藤歩夢選手

コンディショニングトレーニング

怪我予防のテーピング

協力してくれたスキー場のスタッフと集合写真