競技
2022/10/12【Report 第2回スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)教室】
〜フィジカルトレーニング講習・ジャッジ講習・足圧講習〜
▲第2回スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)教室の概要はこちら
10月1日東北会場・10月8日富山会場で第2回スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)教室を開催しました。第2回スノーボード教室では、フィジカルトレーニング講習・ジャッジ講習・足裏測定講習を行いました。
東北会場
富山会場
フィジカル講習では、第1回と同じ項目の体力測定とナショナルチームで行っているアップ・ダウンのインストールを中心に進めました。第1回から参加していた選手は、前回の体力測定の数値と比較し、今回初めて参加した選手も自分の体力についての数値を知ることで体と向き合うきっかけになったと思います。
アップとダウンはナショナルチームとしても大切にしています。今回行ったアップ内容はSAJホームページ内にも掲載してあります。
スノーボードビッグエアテクニカルメソッド(Snowboard Big Air Technical Method)
アップインストール(富山会場)の様子
体力測定(富山会場)の様子
ダウンインストール(東北会場)の様子
フィジカルトレーニング講習に続き、ジャッジ講習を行いました。ジャッジ講習では、ジャッジがどうゆう視点やシステムで実際にランキングや点数をつけているのかを話していただきました。講習の中で、教室に参加した選手が大会の映像を見ながら模擬で点数をつけてみました。ジャッジの立場になって考えることで、自分の大会での滑りについて考え直す良い機会になったと思います。
実際のジャッジ時のメモを見せてもらっています
映像を見ながら参加選手がジャッジしています
足圧測定講習では、現在ナショナルチームで実施している内容の説明とその効果について話をしました。これはブーツの中にセンサーが入っているインソールを入れて、キッカーやフリーランなどで足裏の“どこに”“どれだけ”の力が掛かっているかなどを測定してデータを確認するものです。本事業にはトップで活躍する鬼塚雅選手がコーチとして参加し、先行動作や足裏の感覚などについて若い選手たちに話をしてもらいました。このように国内トップ選手のデータをスノーボード教室の参加選手に紹介することで、教室に参加した選手が日頃のジャンプトレーニングで自身の動きについての理解が深まるきっかけになればと思います。
テイクバックの動作をとって見せる鬼塚コーチ
日頃の技術トレーニングを効率的に進めるために、大会で活躍できるためにも、改めてこういった座学で理解を深めることも大切だと感じました。
今回参加した選手は継続して、また今回都合が合わなかった選手は次回以降ぜひ参加して、皆さんの強化に役立ててほしいと思います。
報告: スノーボード/スロープスタイル コーチ 上原 拓也
運動の特性上、コンテンツ内にマスクを外している場面がございますが、当事業はSAJ感染対策ガイドラインのもとで実施しております。