競技
2013/04/04【REPORT 第1次スノーボード(スノーボードクロス・ジュニア)遠征】
世界のレベルを自身で感じ取る
3月12日~26日において、アメリカのサンバレー、マウントフッドの2箇所を拠点に、海外大会参戦を行いました。参加選手は、富田マリア(誉高等学校)、河合輝美(大垣スキー協会)、岡田海人(名古屋商科大学)、保坂史門(金足農業高等学校)。
3/12-20 Sun ValleyにてFIS戦
滞在中は天候に恵まれ、時差調整の前入りも功を奏し、本戦前までは万全な状況でした。現地入り後から予選日前までは、普段の練習とは違った視点から、スノーボードパークのキッカーを使用しての縦の練習、加速技術を身につける為、スーパーパイプにおいてのパンピング練習を行いました。特にサイズの大きなキッカーでは全員が果敢に挑戦をし、予選日前には全員がクリアし挑む事が出来ました。
予選は、富田マリア選手がトップ通過を果たしましたが、決勝1回戦において転倒し敗退しました。河合輝美選手は、予選2本目において転倒し負傷。決勝1回戦は棄権となる結果になりました。男子2名の岡田海人、保坂史門両選手も予選は通過したものの、決勝1回戦にて敗退しました。
3/20-25 Mt, Hood にてNAC 2戦
2日間に渡り2戦が開催されたこの大会、現地入りから予選前日まで積雪、視界不良に悩まされ、公式トレーニングすら困難な状況でしたが、予選当日以降は天候に恵まれました。富田マリア選手、河合輝美選手2名が棄権をすると言う中、岡田海人選手、保坂史門選手は、Sun Valley戦に比べ、選手層が非常に厚くなり、予選通過すら厳しい状況と言う現実を突きつけられました。
コースは、ひとつひとつのアイテムに大きさがあり一見余裕感を持てましたが、小さなミスが大きなタイムロスを生み、2戦ともに岡田海人選手は予選通過、決勝1回戦で敗退。保坂史門選手については予選不通過と言う結果に終わりました。
今遠征、成績も必要でありましたが、海外のフィールドにおいて海外選手と戦う事を肌で感じ取ることも目的の一つでした。海外選手の技術、レース前のメンタル力を間近に感じ、自身の技量と比べ、遥かに劣っていたと言う現実を今後にどう繋げて行くのか?課題山積、大変勉強になった遠征であったと思います。クロスチームのレベル引き上げには、まだまだ時間が必要とされますが、選手とスタッフが一丸となってメダルへ近づける様、努力し精進致します。