競技
2022/10/28【REPORT 第1次スノーボード(ハーフパイプ)遠征】(スイス・サースフェー)雪上合宿
令和4年9月25日〜10月22日の日程でスノーボード・ハーフパイプトップチーム第1次SBHP遠征をスイス・サースフェーにて実施しました。
今回の遠征参加選手は平野流佳選手、戸塚優斗選手、平野海祝選手、片山來夢選手、冨田るき選手、小野光希選手に加え、平野歩夢選手は10月8日から現地合流にて参加しました。
今年の会場となるサースフェーでは暖冬・雪不足により開催が危ぶまれ心配しておりましたが、ストンピンググラウンドのキャンプではハーフパイプのコンディションも毎日良く、天候にも恵まれ十分なトレーニングを積む事が出来ました。
石崎コーチと小野選手
今回の遠征はシーズン最初の雪上トレーニング海外合宿で、男女選手とも現状自分の出来る技の精度を上げる事、新技への着手の2点を中心に取り組みました。
男子選手はエアーバッグで技の精度を上げて雪上でトライするという流れを作って行きました。
FW1440、CABW1440、BW1260、 FW1260など現状出来る技の精度を上げる事が出来、戸塚選手、平野歩夢選手はまだ世界で誰も成功させた事のないFW1620の精度をエアーバッグを活用して高める事が出来ました。
エアーバッグでのトレーニング
女子選手は、雪上での現状出来る技の精度、高さを中心に上げる事を行いました。
冨田るき選手はF900、B900の精度を上げる事、小野光希選手はF900、CAB900の精度を上げる事が出来き、試合シーズンに向けて確実な準備を進められたと思います。
冨田るき 選手
白川尊則氏には雪上での動作解析サポート、オフスノーでのフィジカルトレーニングサポートを連動させ、選手達の強化進度を促進させる事ができました。映像サポートでは佐藤洋久氏、木下正圭氏の2名のサポート体制で様々なアングルからの映像撮影を行い、動作解析部門とも連動し選手達の課題を見つける事が出来ました。
映像サポート
選手達の身体管理の部分では内田友来トレーナー、森田寛子トレーナーの2名体制を敷き、約18日間に及ぶハードな練習を安全にかつ効率よく続けるためにも次の日に疲れを残さないようしっかりとケアして頂き、パフォーマンス発揮、怪我の予防、対応に努めて頂きました。
食事は自炊
ケアの風景
合宿期間においてはそれぞれの選手とも事前にこの合宿での目標を共有し、日々のトレーニングにおける進捗状況も確認しながら天候やコンデイションに合わせながら臨機応変に対応する事を心がけて進めて行きました。石崎技術コーチとも選手たちの課題を共有し相談しながらサポートを進めることが出来たことにより、男女選手ともこの合宿における目標は概ね近づけることが出来たかと思います。
動作解析白川氏と選手達
ジムでのトレーニング風景
来月11月にももう一度雪上トレーニングを計画し、12月から始まるワールドカップに向けてしっかりと準備を進めていく予定でおります。チーム内におけるそれぞれの分野のサポート、連携により効果的な合宿に出来たこととサポートに感謝します。
チームは次の4年の目標達成に向けて始動しています。
今シーズンもスノーボードハーフパイプチームへの応援宜しくお願い致します。
報告: スノーボード/ハーフパイプチーム コーチ 村上 大輔
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