競技
2013/03/28【REPORT スノーボードSBXワールドカップ ヴェイゾナ大会】
藤森由香7位、桃野慎也37位
スイスのヴェイゾナで開催されたスノーボードクロス・ワールドカップ第7戦!結果は、藤森選手7位(予選16位)、桃野選手37位(予選44位)。
ここ数年ワールドカップが開催されてきたスイスのヴェイゾナリゾート。コース設計もほぼ毎回同じで、スタート後に2連のウェーブを一気に飛び越す、いわゆるダブルの連続とステップアップとジャンプが配置された直線がコース前半にある。ここの順位が結果に大きく影響する中、今大会も6人ヒートで開催された。
藤森選手は公開練習から好調な滑りで翌日の予選に挑んだ。予選1本目ではタイミング悪く向かい風が強くてタイムが伸びず、一抜けとなる12位以内には入れなかったが、2本目の中で4位、結果16位で決勝へ挑んだ。ゴール前のバンクから5連ウェーブが特殊で、ゴール前のバンク脱出速度によっては6位から3位になるレースもあった。各国それに関する情報をやり取りが激しく、それにより明暗が分かれた。藤森選手はセミファイナルのそのゴール前のバンクでインとアウトから挟まれ、ベストラインもその他も選択する事が出来ない状態で結果敗退した。しかし7位から12位決定戦となるスモールファイナルでは最終バンクのベストラインから3人を一気に抜き1位、最終結果を7位とした。
今回は情報戦とも言える割合が多く、起伏に富んだコースレイアウトの中でフィードバックの重要性が浮き彫りとなる内容だった。今後も工夫を重ね対応していきたい。