競技

2013/03/18

【REPORT スノーボードPGSワールドカップ ラモリーナ大会】
竹内智香が4位、選手参戦レポート

 3月16日にスペインのラモリーナにて行われたワールドカップPGSに参戦した、竹内智香選手、斯波正樹選手、家根谷依里選手、吉岡健太郎選手からレポートが届きましたので、ご紹介いたします。

 

スタートから望む今大会コース

スタートから望む今大会コース

4位入賞し表彰台に立つ竹内選手

4位入賞し表彰台に立つ竹内選手

竹内選手のライディング(Photo by FIS/Oliver Kraus)

竹内選手のライディング(Photo by FIS/Oliver Kraus)

家根谷選手のライディング (Photp by FIS/Oliver Kraus)

家根谷選手のライディング (Photp by FIS/Oliver Kraus)

 

 

【竹内智香】
 例年のスペインとは違い気温がとても低く、非常に良いコンディションの中でレースがスタートしました。調子はとても良かったのですが予選2本目で大きなミスをしてしまい、順位を大きく落とし16位ギリギリで決勝へ進むことになりました。16位で決勝に残せてもらえたチャンスを最大限に生かそうと思い決勝へ向かいました。2回戦まで順調に勝ち上がることができましたが、準決勝、3位4位決定戦では共に1本目を0.04と僅差で2本目に進みましたが、共に転倒し4位という結果で終えました。

 表彰台に上がれなかった悔しさと同時に、予選を何位で通過しても勝ち上がれるという自信を得ることができたレースです。また年明けからなかなかレース感が戻らずに苦しい時間が続きましたが、昨日のレースで10本滑ることによって良いフィーリングとレース感を得ることができました。シーズンを終える前に今のポジションに戻ってくることができたので、残り1戦も良いレースが出来る様頑張りますので応援よろしくお願い致します。

 

【斯波正樹】
 今レースでは、最終結果226位という、満足いく結果を残す事ができませんでした。予選1本目、最後から4旗門目で小さなミスをして若干のタイムロスをしましたが、決勝を十分狙えるタイム差で12位でした。2本目、出だし好調でスピードも繋げる事ができとても良い感じでした。しかし中盤エッジグリップを失い、失速。とても大きな失速で大きくタイムロスしました。これがなければ、決勝に行けたでしょう。原因はわかります。悔しいですがとにかく、前を向いて一つのチャンスを物にします。自分を信じ挑戦し続けます。

 

【家根谷依里】
 今回のレースは滑りはとても良かったのですが、1本目も2本目も少しずつミスをしてしまい結局20位でした。滑りが良くなっていることは確かなので本当に悔しいですが、次の最終戦では何が何でも、まずは決勝に残れるようにしたいと思います。

 

【吉岡健太郎】
 予選1本目最初の急斜面で減速をしてしまいましたが、そのあと続く緩斜面はダイレクトに滑る事ができ、14位で2本目に進出しました。予選2本目とにかく、このチャンスを生かしたい。そのためにどうすればいいか考えた結果『思いっきりレースを楽しむんだ』という結論になり、スタート前はすごくワクワクしていました。2本目はラインどりの部分で少しロスはしましたが、大きなミスもなく滑る事が出来ました。順位をあげて22位という結果でレースを終えました。ファイナル進出まで0.6秒。もっともっと洗練された滑りをしなければなりません。20日に今季W杯最終戦が行われます。僕にとって今季3戦目のW杯。がっつり行く準備はできています。あとはやるだけです。