競技
2013/03/12【REPORT スノーボードSBXワールドカップ アローザ大会】
藤森選手、今季初となるビッグファイナル進出、6位入賞!!
約1年ぶりとなったビッグファイナル。最終順位は今季初戦となったモンタフォン大会と同じ6位だが、前回は4人ヒートであり今回は6人ヒート。優勝をかけた緊張感のあるレースに挑めた経験は大きい。今回は予選前日の公開練習1本目に激しく転倒し、恐怖心のある状態からスタートした。全体的に動きが硬くなり転倒した深いウェーブの連続を攻めきれない状態だった。しかし徐々にスピードを上げ、しっかりとストロークを使い、着実に各セクションをクリアしステップアップ。つかみ得た予選4位は自信にもつながった。
翌日のファイナルでは天候も良く前日とコースコンディションもほぼ同じくプラスの気温の中でのレースとなった。藤森選手は1回戦、第1バンクで前の選手から自分のラインをかぶせられ失速したが、その後の直線のジャンプセクションで加速、上位グループをキャッチしミスなく上位選手を追い抜きセミファイナルへ進出した。セミファイナルでは堂々とした滑りで3位にて今季初となるビッグファイナルへ進出。優勝を争うビッグファイナルレースでは、スタート直後に多少遅れをとり、前の選手のミスにより自分のラインが行けず、上位グループから離れてしまった。しかしその後は体のストロークを大きく使い加速、上位グループまで追いつきゴール前で一人抜いたところでバランスを崩し転倒。最終順位を6位とした。
表彰台には届かなかったが、実のある大会となった。今季も残すところ2戦。しっかり調整していきたい。