競技

2022/12/21

【Report 第4次スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)遠征】
ワールドカップビッグエア第2戦で岩渕麗楽が3位、第3戦で深田茉莉が優勝!鬼塚雅が3位

第4次スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)遠征の概要はこちら

12月5日から12月20日に行われた第4次スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)遠征では、カナダ・エドモントン、アメリカ・カッパーで行われた2つのビッグエア大会に参戦しました。

カナダ・エドモントンでは、フットボール会場に設けられた特設コースでのビッグエア大会。コースの特徴としては、キッカーの形は良かったですが、構造的にスピードが十分に確保できないコースとなっていました。他国の選手と比べて体格で劣る日本人選手にとっては不利なコースとなっていました。

國武大晃 選手國武 大晃ひろあき 選手
大塚 健 選手大塚 たける 選手
エドモント(カナダ)にておめでとう!エドモントン(カナダ)にて、岩渕 麗楽れいら選手

男子は國武大晃選手が表彰台まであと一歩の4位。1本目からバックサイド1800にトライしましたが、飛距離が足りずに転倒。そこから立て直して、フロントサイドトリプルコーク1440、バックサイド1620を見事メイク。

岩渕麗楽選手はフロントサイドダブルコーク900とバック720をメイクし3位表彰台を獲得。縦系の回転と横回転を使い分けて戦えるバリエーションの幅の広さを感じました。体格的に不利な中、技術力でカバーしていました。

続くアメリカ・カッパーはスキー場での開催。今まで街で行われていたビッグエア大会とは異なり、実力が発揮しやすいコースとなっていました。男女共に予選から想像以上のハイレベルな戦いが行われました。

鬼塚 雅 選手おめでとう!深田 茉莉まり 選手・鬼塚 みやび 選手

今回、見事初優勝した深田 茉莉まり選手。スイッチバックサイド900とフロントサイドダブルコーク900をメイクしました。女子選手では珍しいスイッチバックを得意とする深田選手。まだ15歳という事もあり、今後の活躍に期待が集まります。

3位に輝いたのは鬼塚雅選手。フロントサイドダブルコーク1080、キャブダブルコーク900をメイク。怪我明けという事もあり、着実に成績を残す姿はさすがの一言。

男子では、荻原 大翔ひろと選手、長谷川 帝勝たいが選手が決勝に進みました。両選手ともに1800にトライしましたが、着地に嫌われました。ポテンシャルはトップ選手と遜色の無い2人なので、いずれ成績を残してくれると思います。

年内の遠征はこれで終わりましたが、年明けすぐに遠征が始まります。
引き続き応援をよろしくお願い致します。

報告: スノーボード/スロープスタイル テクニカルスタッフ 稲村 たつき
写真: Lee Ponzio

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