第2次フリースタイル（モーグル）遠征の概要はこちら

FISフリースタイル・ワールドカップはスウェーデンとフランスへ会場を移し、それぞれモーグル・デュアルモーグル（MO・DM）が開催されました。スウェーデンより開幕したDMではイタリア・コルティナ五輪への種目追加をうけ、予選からデュアル形式となる熱い戦いが繰り広げられました。DMではルーキーの選手達にもチャンスが多く本大会もベテランとルーキーが入り乱れる素晴らしいレースとなりました。スウェーデンのコースは斜度が比較的緩いもののコブのリズム変化が多様で攻略の難しいコースではありますが、TEAM JAPANの選手達はMO・DM共に果敢に攻め、上位入賞を果たしました。

イドレ（スウェーデン）会場

フランス会場は昨年2種目計メダル4個＋入賞4名と日本チームにあった雪質、気温、コース設定の為、大きな期待を持つ事が出来る会場であり、堀島 行真いくま選手の2連勝と川村 あんり選手のDM初優勝に加え、柳本 理乃りの選手のMO5位、杉本 幸祐こうすけ選手のDM6位、梶原 有希ゆき選手のDM7位など今年も素晴らしい結果を残す事が出来ました。

公式トレーニング中の堀島行真選手（右）

イエロービブを手にした堀島行真選手、川村あんり選手

これによりスウェーデンにてアメリカチームに少し離されてしまった国別対抗ポイント（ネイションズカップ）の差を縮め、良い締めくくりを持って帰国する事が出来ました。

次の遠征は1月下旬よりカナダ、アメリカ、イタリアの第2シリーズ、そしてその後は世界選手権も開催されます。
引き続きフリースタイル・モーグルチームへのご声援をお願いいたします！

アルプ・デュエズ（フランス）会場

報告: フリースタイルスキー（モーグル）チーム コーチ　島谷 博幸