競技
2022/12/24【REPORT スポーツ振興くじ助成事業 第3回スキー(ハーフパイプ/スロープスタイル/ビッグエア)教室 群馬会場】
ジュニア世代の育成に向けて
第3回スキー(ハーフパイプ/スロープスタイル/ビッグエア)教室 群馬会場の概要はこちら
令和4年12月17日(土)、12月18日(日) 群馬県丸沼高原スキー場において、スポーツ振興くじ助成事業 第3回スキー(ハーフパイプ、スロープスタイル、ビッグエア)教室を開催いたしました。
集合写真
シーズン初回となる今回は、スロープスタイルでナショナルチームに所属している山本選手をコーチとして招聘し、雪上における基礎的な動きの他、選手として必要となる考え方や競技に関する情報提供を行いました。
雪上講習では、シーズン初めということもあり雪の感触を確かめながら、滑りの幅を広げることに重点を置き講習を行いました。
雪上講習の様子
参加者は、山本選手の滑りを直近で見ながら新しい動きやライン取りにチャレンジするなどして、それぞれの動きの幅を広げる講習となりました。
ウォーミングアップの様子
座学研修では、スキー連盟に関する情報提供やジャッジ講習、トレーニング講習を行いました。
ジャッジ講習では、国際ジャッジでもある高尾コーチより、ジャッジングにおける視点やそれらを元にした戦略について情報共有を行い、受講者は実際に自分たちでジャッジングをするなどして、大会における順位付けの方法を学びました。
ジャッジ講習の様子
トレーニング講習では、チームトレーナーである村田トレーナーより、トレーニングの必要性や競技特性や年齢に応じたトレーニング方法について講習が行われました。
ジュニア世代とその保護者に対し、競技特性に応じた専門的なトレーニング方法について情報共有を行うことで、基本的なトレーニング習慣の定着と基礎体力向上を目指します。
トレーニング講習の様子
本教室での、現役選手のコーチとしての起用は選手引退後のセカンドキャリアを見据えた取り組みでもありました。
現役選手に対してセカンドキャリアを具体的に示していくことで、より安心して競技に専念できる環境作りをしていくと共に、選手が「競技をする側」だけでなく、「競技を支える側」としての視点を持つ機会を増やすことで、より一層幅広い視野で競技環境を理解し、価値を高められる選手の育成に注力していきたいと思います。
山本選手のコーチングの様子トレーニング講習の様子
報告: フリースタイルスキー(ハーフパイプ/スロープスタイル/ビックエア)チーム コーチ 戸澤 壮一
当事業はSAJ感染対策ガイドラインのもとで実施しております。