競技

2023/02/03

【Report 第5次スノーボード(ハーフパイプ)遠征】X GAMES 巡回指導報告

第5次スノーボード(ハーフパイプ)遠征の概要はこちら

第5次遠征LAAX(スイス)でのワールードカップ参戦後、アメリカに渡りXGAME参戦を目的に巡回指導のサポートを行いました。
XGAMEに参戦する選手は平野 歩夢あゆむ 選手、平野 流佳るか 選手、戸塚 優斗ゆうと 選手、平野 海祝かいしゅう 選手、冨田 るき選手、小野 光希みつき 選手の6名になります。

XGAMEでは、公式練習から大会まで全てスノーモービルアップで普段よりも本数が滑れるので選手達に取っては良い練習となります。
ただ、ペースを間違えるとオーバーペースになるのでそこはコーチが状況を見ながら練習内容をコントロールしながら進めました。
パイプのコンディションは、公式練習から壁が両サイド開いていて少しアールに段差もあり、男女選手とも合わせるのに苦しみました。
その中でも、今シーズン初めての大会参戦となる平野歩夢選手は、公式練習から高さのある1260、1440の高回転スピンを決めて好調をアピールし金メダル獲得を期待出来る練習内容で本番に臨みました。

男子決勝は、1月27日に行われましたが当日の公式練習から大雪でどの選手も板が走らない状況で、本番スタートが20分押し、本来1時間のジャムセッションが40分になってしまい、決勝4本滑れるはずが、3本になりベストカウントで決めるルールで行われました。
本番では、どの選手も満足行く滑りを出せる事が出来なく結果は、平野流佳選手4位、平野海祝選手5位、平野歩夢選手6位、戸塚優斗選手が7位と悔しい結果になりました。

戸塚優斗選手と平野海祝選手戸塚優斗選手と平野海祝選手
降雪コンディションとなりスタートにてワックスサポート降雪コンディションとなりスタートにてワックスサポート

女子決勝は、1月28日に行われて男子選手の時同様、雪が降って難しいコンディションの中開催されました。
4本のベストカウントで、行われましたが小野光希は板が走らない難しい状況の中で4本目のランではF900を入れるルーティーンで5位に入り、冨田るき選手は、4本目のランで今シーズン初となるB900から、F900を繋ぎで入れるルーティーンを決める事が出来4位に入り、内容としても決勝で3本B900を打って全てパーフェクトに決めた事は次に繋がる内容でした。

小野光希選手と冨田るき選手小野光希選手と冨田るき選手

男女選手とも、XGAMEは悔しい結果となりましたがすぐまた次の週にはアメリカのマンモスマウンテンでワールドカップが開催されますのでそこでは男女選手とも表彰台独占を目指して頑張ります。応援の程、よろしくお願いします。

内田トレーナーのケア風景内田トレーナーのケア風景
動作解析白川氏と平野流佳選手のフィードバック動作解析担当の白川氏と平野流佳選手のフィードバック

報告: スノーボード/ハーフパイプチーム コーチ 村上 大輔

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