競技
2023/03/06【Report 第1次スノーボード競技(スノーボードクロス)タレント発掘育成事業遠征】吉田蓮生選手 ジュニアレース優勝!!(スイス)塚原悠翔選手 2位(イタリア)、櫻井虹太選手 2位(スイス)
第1次スノーボード競技(スノーボードクロス)タレント発掘育成事業遠征の概要はこちら
雪上トレーニング及びFISジュニアレース参戦を目的に、1/24~2/22までの約1ヵ月間のヨーロッパ遠征を行いました。
ピッツタール(オーストリア)での集合写真
まずはじめにオーストリアのピッツタールにて雪上トレーニング、常設コースによるコーストレーニングを行いました。
各選手、国内でシーズンを過ごし滑走技術向上に励んでいますが、ピッツタールの約3000mにもなる標高や時差によるコンディション調整など、技術面だけでなくフィジカル面向上の必要性も大きく感じることが出来たと思います。
常設コースにてトレーニングをする 吉田 蓮生 選手
ピッツタールでのトレーニングを終え、イタリア/チェルビニアにてFISジュニアレースに参戦。2戦目に 塚原 悠翔 選手が2位、吉田 蓮生 選手が3位と好成績を収めることが出来ました。
2位の 塚原 悠翔 選手、3位の 吉田 蓮生 選手、おめでとう!チェルビニア(イタリア)にて
その後、チェルビニアから移動しフラムザーバーグ(スイス)にて行われたFISジュニアレースにおいては、1戦目に 吉田 蓮生 選手がFISジュニアレース初優勝、櫻井 虹太 選手が1戦目に3位、2戦目に2位と連日の表彰台を獲得しました。
吉田 蓮生 選手は海外レース初優勝!櫻井 虹太 選手は初海外遠征で見事表彰台!フラムザーバーグ(スイス)にて
櫻井 虹太 選手は連日の表彰台。おめでとう!フラムザーバーグ(スイス)にて
長期の遠征による現地の環境への順応や、大会参戦以外にも十分なトレーニングが出来たことで、選手達が自身の実力を遺憾なく発揮できたのではないかと思います。同世代の選手達と同等、それ以上に渡り合えたことは各選手の自信に繋がっていくのではないかと思います。
その反面、各セクションの攻略、レースプランの実行、レース展開や勝負所の見極めなど、まだまだ克服していかなければならない部分も感じることが出来ました。スノーボードクロスは経験値も自身のレベルアップには必要なファクターです。ジュニアの選手達はまだ海外での経験も浅く、ひとつひとつの経験が大きな成長となり得ます。今回の遠征の経験を活かし、それぞれが感じた課題克服に向けて具体的に何をしていくことが大切なのかを学び、国内での技術向上に取り組んでほしいと思います。
コースインスペクションでコースの確認をする 五十嵐 幸太 ヘッドコーチと選手達
3月末に行われるジュニアワールドカップに向けて今後もチーム一丸となって世界に挑戦してまいります。
引き続きジュニア選手達の応援の程よろしくお願いいたします。
報告: スノーボード(スノーボードクロス)チーム コーチ 生駒 大祐
当事業はSAJ感染対策ガイドラインのもとで実施しております。