競技

2023/03/06

【REPORT 第7次スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)遠征】ジョージア世界選手権ビッグエアー、長谷川帝勝が同種目で日本人男子初優勝、鬼塚雅が2位で男女とも入賞!!

第7次スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)遠征の概要はこちら

男子表彰式男子表彰式・優勝・長谷川 帝勝たいが 選手(STANCER)(中央)優勝おめでとう!
女子表彰式・優勝・鬼塚 みやび 選手(ISPS)(左)銀メダルおめでとう!

現地時間の3月2日~4日に、ビッグエアー・世界選手権がバクリアニ(ジョージア)で開催されました。ビッグエアーの期間は天候・雪質などの変化が激しく、難しいコンディションでした。

選手用の板をワックス掛けしている様子

現地時間3月2日、男女とも予選が行われました。この日は雨が雪に変わったりガスによる視界不良がおこったり、天候やコース状況が激しく変化した1日でした。
男子予選は2ヒートで各ヒートの5位(計10人)まで、女子は、上位8位までがファイナルに進みます。今回は予選・決勝ともに3本のうち2本の合計(男子は2つの方向)が得点になります。

男子予選(ヒート1)では、長谷川 帝勝 選手(STANCER)が1本目、2本目ともにクリーンメイクし合計156.25ポイントで1位通過、大塚 たける 選手(BURTON)も1本目、2本目ともにメイクし合計149.25ポイントで2位通過を決めました。
男子予選(ヒート2)では、木俣 椋真りょうま(ヤマゼンロックキッズ)が1本目、2本目ともにクリーンメイク、154.75ポイントで1位通過を決めました。

決勝は、予選の順位によって滑走順(下位から順番に滑走)が決まります。日本人男子は全体の1、2、3位で予選を終えたので、ファイナルの滑走順もその通りになりました。

長谷川選手のキッカー長谷川 帝勝 選手(STANCER)のキッカー

女子の予選は、天候不良により、2本のうち1本のベストスコアとなりました。鬼塚 雅 選手(ISPS)が1本目にバックサイド1080をメイクし81ポイントで3位通過、深田 茉莉まり 選手(ヤマゼンロックキッズ)がフロントサイドダブルアンダー900をメイクし73.25ポイントで5位通過、浅沼 妃莉ひなり 選手(ムラサキスポーツ北海道)がキャブダブルアンダー900をメイクし70.25ポイントで6位通過を決めました。

浅沼 妃莉 選手(ムラサキスポーツ北海道)のキッカー

3月4日、男女ともにファイナルが行われました。女子ファイナルも3本のうち、2本の合計となりました。
鬼塚 雅 選手 が1本目のランで80.25ポイントで3位につけました。その後2本目は失敗しましたが、3本目に再び2本目に失敗したトリックに挑戦しメイク。161.25ポイントで最終結果は2位でした!!
男子の決勝では、長谷川 帝勝 選手が1本目キャブ1800(5回転)をメイクし90ポイント、2本目にフロントサイド1800もメイクし合計177.25ポイントで、2位と20ポイントの差をつけての優勝となりました!!
今回のビッグエアーもスロープスタイルと同様、男女とも表彰台を飾ることができました。3月には残り1戦、スイスにてワールドカップが開催されます。
引き続き応援よろしくお願いします!!

報告: スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア) テクニカルスタッフ 上原 拓也たくや
写真 LEE PONZIO

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