競技
2023/03/20【REPORT 第4次フリースタイル競技(エアリアル)タレント発掘育成事業遠征】
第4次フリースタイル競技(エアリアル)タレント発掘育成事業遠征の概要はこちら
- 期日
- 令和5年2月20日 ~ 3月15日
- 場所
- ケベック州 ラルレイスキー場(カナダ)
- 内容
- ノースアメリカンカップ参戦 およびジャンプトレーニング
- 参加者
- 五十嵐 晴冬、五十嵐 瑠奈、宮沢 海帆
- スタッフ
- 綿貫 雅弘
2月20日 ~ 3月15日の日程で、ケベック州のラックボーポールにあるラルレイスキー場(カナダ)にて、ノースアメリカンカップ4戦への参戦と、ジャンプトレーニングを行いました。
五十嵐 瑠奈 選手のジャンプ
技術面では、五十嵐 晴冬 選手は2種類の2回転3回捻り、五十嵐 瑠奈 選手は1回転1回捻り、宮沢 海帆 選手は伸身1回転の習熟を行いました。
五十嵐晴冬選手はテイクオフ(踏切動作)の会場への適応に時間を要し、3戦目前の転倒で首を軽く負傷し5日間練習から離脱しました。そのため2戦のみの参戦となりましたが、失敗から課題が明確になり、その後のトレーニングではテイクオフ改善の糸口を見つけることが出来ました。
五十嵐瑠奈選手は遠征に入り、小さなスランプ状態を抜けたようで、調子が上向いて行きました。そして国内の大会で成功できなかった1回転1回捻りもノースアメリカンカップで成功させ、自己ベストの得点を獲得しました。またその後も新たな課題にコツコツと取り組み練習を行いました。
宮沢海帆選手はテイクオフ・空中フォーム・ランディング、それぞれの課題に積極的に取り組みました。遠征では他国の様々な選手から刺激を受け、4戦目に決勝に進出しました。しかし惜しさが勝ったようで、上達して再び挑戦することを誓っていました。
コンディショニングでは、時差適応もスムーズになり、食事は当番制の自炊で選手自身が主体性をもってバランスを考えた食事を作るようになっています。
フィジカル面では、遠征中も豊田トレーナーのリモートサポートを受け、トレーニングはもちろん、気になる点のケアも積極的に行いました。現地のジムへは毎日のように通い、ウエイトトレーニングにもしっかり取り組んだことが成果につながっています。
カナダチームとの合同写真
3選手ともに山あり谷ありの遠征となりましたが、様々な場面を通じ、今シーズン唯一の雪上海外遠征で貴重な経験を蓄積することが出来ました。来シーズンへ向け、オフシーズンもチーム一丸となってトレーニングへ取り組んで行きます。
集合写真
報告: フリースタイル(エアリアル)チーム ヘッドコーチ 綿貫 雅弘
当事業はSAJ感染対策ガイドラインのもとで実施しております。