競技

2023/03/22

【REPORT 第4次スノーボード競技(スロープスタイル/ビッグエア)タレント発掘育成事業遠征】今期のワールドカップの課題をもとに雪上トレーニング!!

第4次スノーボード競技(スロープスタイル/ビッグエア)タレント発掘育成事業遠征の概要はこちら

3月7日~3月18日、ラークススキー場(スイス)にて、村瀬 由徠ゆら 選手(ムラサキスポーツ)、長谷川 帝勝たいが 選手(STANCER)、荻原 大翔ひろと 選手(尾瀬スノースポーツクラブ)が雪上トレーニングを行いました。
今回の遠征では、今シーズンの大会を振り返り、各自の課題を中心に取り組みました。また、本遠征後に行われるワールドカップ(スロープスタイル)へ向けた調整も行いました。

ラークススキー場(スイス)ラークススキー場(スイス)のコースのようす

ラークススキー場は、1月にワールドカップが開催されたスキー場でもあり、レールやキッカーが数多くあります。今回の遠征期間中は気候が安定せず、春のような暖かい日や大雪が降る日など、様々なコンディションの中でのトレーニングになりました。様々なコンディションの中でキッカーが飛べる日は限られていたので、今回の遠征中はジブに取り組む日が多くありました。普段のトレーニングではキッカーが中心になりがちですが、今回はジブに集中してトレーニングできた事が良かったです。今後の大会で使いたいトリックに挑戦しながら、1つ1つの技の完成度を高めることができました。

村瀬選手ジブ練習様子村瀬 由徠 選手(ムラサキスポーツ)がジブの練習をしている様子

3月15日~3月18日にヨーロッパカップ(スロープスタイル)が行われました。ヨーロッパカップでは、今後の大会に向けて、事前のトレーニングで習得した技やルーティンの実践を行いました。

荻原 大翔 選手(尾瀬スノースポーツクラブ)が大会コースでジブの練習をしている様子

この大会では長谷川 帝勝 選手が優勝という結果となりました。長谷川 帝勝 選手は今回の大会で新しい技に挑戦し、新技の組み合わせを成功させることができました。

大会コース・キッカーでの、長谷川 帝勝 選手(STANCER)の演技

今回の遠征では、ハーフパイプを含めワールドカップのコースで使用されるレールやキッカーなどで集中して繰り返しトレーニングを行うことができました。
この遠征後すぐに長谷川選手と荻原選手はスイスのシルヴァプラーナで行われるワールドカップ(スロープスタイル)に参戦予定です。

シルヴァプラーナは、今シーズン最後のワールドカップとなります。引き続き、応援よろしくお願いします!!

報告: スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア) テクニカルスタッフ 上原 拓也たくや

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