競技
2023/04/06【REPORT 第8次スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)遠征】長谷川帝勝選手優勝、長谷川選手&鬼塚雅選手が年間スロープランキング2位、PARK&PIPE Nation cup 獲得!!
第8次スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)遠征の概要はこちら
表彰式(Nationカップ)
3月21日~3月26日(現地時間)に、スノーボード(スロープスタイル)のワールドカップがシルヴァプラーナ(スイス)で開催されました。
大会スタートエリアの様子
3月23日には女子の予選が行われました。女子は、上位10人がファイナルに進めます。
予選当日は風が強く、スピード調整が重要になりました。各国の選手も風の影響により飛びすぎたり、予想より飛ばずに技を合わせることができずに転倒する場面が多く見られました。
鬼塚 雅 選手(ISPS)が1本目に69.60ポイントで全体の5位につけ、ファイナルに進みました。
3月25日には女子ファイナルと男子予選が行われました。
女子のファイナルでは、鬼塚 雅 選手が1本目の74ポイントで5位でした。鬼塚 雅 選手の今回のランは、ジブセクションでフリップアウト(縦回転)を組み込み、900(2回転半)→1080(3回転)と高回転を繋いだ、高難易度の技の組み合わせに挑戦した内容でした。
今後がとても楽しみになるような試合内容でした。
大塚 健 選手(バートン)・キッカーの様子
同日には男子予選も行われました。男子の予選では、ヒート1で飛田 流輝 選手(ウィルレイズ)が69ポイントで5位通過、荻原 大翔 選手(尾瀬スノースポーツクラブ)が67.66ポイントで6位通過となりました。ヒート2では、長谷川 帝勝 選手(STANCER)が77.33ポイントで1位通過となりました。
長谷川 帝勝 選手(STANCER)・最終セクション
3月27日に男子ファイナルが行われました。当日は風が強く、曇りによる視界不良などがありとても難しいコンディションでした。1本目が終わった際にランを成功させていた選手は全体の内で3人しかいない状況でした。そのような難しい状況の中、長谷川 帝勝 選手(STANCER)が2本目に92ポイントをつけて優勝という結果となりました。
長谷川 帝勝 選手(STANCER)優勝おめでとう!表彰式での様子
今大会を終えてスロープスタイルの年間ランキングで長谷川 帝勝 選手と鬼塚 雅 選手(ISPS)が2位となりました。
長谷川 帝勝 選手(STANCER)は年間ランキング2位を獲得・表彰式の様子
鬼塚 雅 選手(ISPS)は年間ランキング2位を獲得・表彰式の様子
スノーボード(ハーフパイプ)とスノーボード(スロープスタイル/ビッグエアー)の総合年間国別成績では日本が1番になり、トロフィーを受賞しました。
今シーズンのスノーボード(スロープスタイル/ビッグエアー)のワールドカップは全て終了となりました。
今シーズンのスノーボード(スロープスタイル/ビッグエアー)の日本チームは、世界選手権でメダルを獲得したり、スノーボード(スロープスタイル)の大会でも例年よりも表彰台に上がる回数が高かったです。
来シーズンも継続的に表彰台に上がれるよう、チーム一丸となって大会やトレーニング遠征に臨みたいと思います。
今シーズンもたくさんの応援、本当にありがとうございました!!
報告: スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア) テクニカルスタッフ 上原 拓也
写真: LEE PONZIO
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