第1回フリースタイル競技（エアリアル）タレント発掘育成事業合宿の概要はこちら

長野県白馬村にて、ウォータージャンプトレーニングと各種測定を含むフィジカルトレーニングを実施し、本年度よりD指定となった育成選手の女子3名が初めて合宿に参加しました。

白馬さのさかウォータージャンプでの集合写真

フィジカル面では7月26日～28日に豊田トレーナーが帯同し、講義・測定・トレーニングを行いました。まず全員でフィールドテストを行い現状の確認をした後、遠征を控えた選手に対しては、ウエイトトレーニングの最大筋力向上期への移行、長期遠征中に組み込むメニューとしてHIITやインターバルランといったフィジカルメニューを講義とともに実施し、理解を深めながら準備を行いました。またD指定選手へは、基本的な講義や、トレーニングのチェック、メニュー更新なども行いました。

フィールドテストの様子
フィジカル講習の様子
インターバルランを行う選手

技術面では7月30日に大町市ジムネット体操クラブにてトレーニングを実施し空中感覚の拡張に取り組みました。

大町市ジムネット体操クラブでの練習の様子
1RM測定の様子

海外遠征を控えた選手は、遠征先でスムーズにステップアップできるよう、ウォータージャンプでも細かな課題に取り組みました。D指定選手は着々と技術を吸収し1回転1回ひねりに加え、1名は2回転用ジャンプ台での2回転を行うところまで到達することが出来ました。

ウォータージャンプトレーニング中の様子
廣永 沙彩 選手のジャンプ
五十嵐 瑠奈 選手のジャンプ

これまでのフィジカルへの取り組みの成果で、全員が大きな故障なく合宿を終えることが出来ました。さらに期間中には、本連盟によるD指定選手対象のインテグリティ講習、本連盟女性活躍委員会によるアスリートサポートセミナー第2回「栄養について」をオンラインで受講し、代表選手としての学びを深めることが出来ました。

このようにエアリアルチームは一歩ずつ前進しています。

報告: フリースタイル（エアリアル）チーム ヘッドコーチ　綿貫 雅弘