競技

2023/09/06

【Report 第1回スノーボード競技(アルペン)タレント発掘育成事業合宿】スノーボード(アルペン)23-24シーズン始動のフィジカル合宿

第1回スノーボード競技(アルペン)タレント発掘育成事業合宿の概要はこちら

スノーボードアルペンチームは8月19日~21日の3日間、今年度初めての強化合宿を国内強化拠点である菅平高原にて実施しました。
選手たちにとってオフシーズンに当たる夏場は、フィジカルトレーニングの進捗状況の確認を中心に、体力測定とトレーニング指導を行いました。
菅平高原はスキー場という環境以外にもトレーニング設備が非常に充実しており、猛暑だったこの夏の環境下においても比較的過ごしやすい状況で、連日しっかりと運動に取り組むことが出来ました。

しっかりストレッチをして整える選手たち

初日は怪我等による不調がある選手には別メニューを行いつつ、大半の選手には体力測定を実施。筋力系・体力系それぞれについてアプリを使ってデータを収集し、ここからどうやって成長していくかをひとつずつチェックしていきました。

アプリで数値を確認しながら体力測定を受ける 兼松 直生なおき選手(中京大学)

トレーニングの後にはトレーナーチームによるケアの時間もしっかりと設けつつ、選手とスタッフによる個人ミーティングを行い、ひとりひとりの長期・短期目標の確認やトレーニングの進捗確認、今後の活動計画や方向性についてじっくり話をする時間をとりました。

二日目・三日目はそれぞれトラックを使っての長距離(3000m)や体育館でのムーブメントトレーニング・球技、宿泊施設の周辺環境を使ってのトレイルランなどを実施。ひとりでのトレーニングでは出来ないことを皆で行うことで、楽しみ、励まし合い、競い合いながら充実した時間を過ごしていました。


さまざまなトレーニングに全力の選手たち

スノーボードアルペンチームではここ数年アプリを使ったコンディショニング管理を実施しており、選手たちが日頃どのようなトレーニングをしているか、体に不調はないかなどをトレーナーチームと連携して管理をしています。

入力の頻度に差はあるものの徐々に浸透もしており、チーム内の関係性もしっかりと構築されてきていることを感じます。

また、ここ数年口酸っぱく言い続けてきたフィジカルの重要性についても選手たちがしっかりと受け止めてきており、フィジカル合宿の一層の充実をこれからは考えられることを、非常に嬉しく感じています。

夏場の準備が冬の成果にしっかりと結びついていくように、スタッフ間での状況共有、選手との意思疎通を引き続き強化しながら、二回目のフィジカル合宿に繋いでいきたいと思います。

座学では、脳震盪や熱中症、HIITトレーニングについて等、さまざまな情報を共有。

選手たちの更なる成長を楽しみに、今シーズンも応援よろしくお願い申し上げます。

引き続き、スノーボード(アルペン)チームへの応援を宜しくお願いします。

報告: スノーボード(アルペン) チーフコーチ/セクレタリー 戸崎 啓貴ひろき

当事業はSAJ感染対策ガイドラインのもとで実施しております。