競技
2023/09/29【Report 第2回スノーボード競技(アルペン)タレント発掘育成事業合宿】継続したフィジカルトレーニングの成果と成長
第2回スノーボード競技(アルペン)タレント発掘育成事業合宿の概要はこちら
スノーボードアルペンチームは9月19日~21日の3日間、国内強化拠点である長野県菅平において、タレント発掘育成合宿を実施しました。
8月の合宿に続き2回目の開催ではありますが、今回はB指定の選手の他、はじめてD指定の選手も招集し、合同合宿の形式を取りました。
大島 ひなの 選手(松本大学)
B指定選手たちは初回の合宿でのフィードバックを受け、約3週間、各自トレーニングを継続し、今回は2回目の体力測定を実施。日頃のトレーニング内容やコンディショニングチェックはアプリ管理にてトレーナーと共有していることから、ひとりひとりのトレーニングの成果がしっかりと確認できるようになりました。
外の気温もだいぶ過ごしやすくなってきた菅平高原は、やはり標高もかなり高いことからトレーニングも平地に比べると辛さが割り増しという環境です。
ウォームアップをする選手たち
しかし選手たちは合同でトレーニングをすることで、辛さの中でもお互いに意識をすることで競い合い、励まし合いながら自分たち自身の限界を突破する様子を見せてくれて、指導する側も非常にやりがいのある合宿を行うことができています。
初参加のD指定選手たちは主に高校生という非常に若い世代で、この種目に取り組むにあたり、どのようなトレーニングが必要か?という初歩からの指導が中心となりましたが、B指定選手たちの運動量や筋力トレーニングの様子が、ジュニア世代にとってひとつの目標として憧れる存在になったと感じます。
合宿中にはオンラインにて栄養講習も実施。昨シーズンよりチームに講習をしてくださっているスポーツ栄養士の馬淵先生の指導を熱心に学んだ選手たちは、合宿中から主食となるお米の食べる量が格段に増えました。馬淵先生、ご協力いただいた宿泊先のゾンタック様にも、この場を借りて心より感謝申し上げます。
栄養講習を受講する選手たち
最終日は選手たちのフィジカルレベルに合わせてチームを分け、中でもトップにあたるエリートチームは特に追い込みをかけられるように、施設の充実したマシンを存分に活用するサーキットトレーニングをして合宿を締めました。
サーキットトレーニングに励む 住永 翔吾 選手(TEAM MOCO・奥)、山田 莉園 選手(福井工業大学附属福井高校・手前)
回を増すごとに選手たちの成長の成果や、チームとしての団結力が増してきました。スノーボードアルペンは個人種目ではありますが、トレーニングなどでの追い込みには、やはり仲間との切磋琢磨する時間が非常に有効と感じます。まもなく来るシーズンインに備え、望むパフォーマンスをしっかりと行える体を作り、10月の体力測定では一層の成長が見られることを楽しみにしています。
レクリエーションも兼ねてグループ分けでの球技大会。勝負事は常に本気です
選手たちの成長に、これからもご期待ください。
引き続き応援よろしくお願いいたします。
スノーボード(アルペン) 合宿参加メンバー
報告: スノーボード(アルペン) チーフコーチ/セクレタリー 戸崎 啓貴
当事業はSAJ感染対策ガイドラインのもとで実施しております。