競技

2023/10/04

【Report フリースタイル(スキークロス)】メダルポテンシャルスポーツ育成のための持続可能なシステム構築支援事業 陸上合宿①

メダルポテンシャルスポーツ育成のための持続可能なシステム構築支援事業
陸上合宿① フリースタイル(スキークロス)の概要はこちら

日時:
2023年9月16日(土)~18日(月)
場所:
妙高リージョンスポーツクラブ
選手:
本多 しゅん、北村 将輝まさき、石中 仁一郎じんいちろう、鈴木 琉生りゅうせい、牧野 かい、高橋 大成たいせい、橋本 朋弥ともや、城戸口 芽衣めい、森田 彩水あやみ、弦巻 佳夢かのん、川嶋 瑚子ここ、清田 はな、鈴木 はな、中村 心愛ここあ
スタッフ:
井上 優、福島 のり子、吉田 ひばり、香川 英信、河野 恭介、西沢 勇人

今シーズンより新たにスキークロスD指定選手として結成されたジュニアチームによる、初の国内合宿が「妙高リージョンスポーツクラブ」(新潟県妙高市)にて開催されました。
本合宿開催にあたり、ジュニア指定選手同士の交流やフィジカルの現状把握を行いながら、必要な自主トレーニング方法の指導をすることで、今後自分たちが向かうべきゴールと課題を明確化させることを目的として合宿を行いました。

初日は、各選手におけるフィジカルの成長度をチェックするため、アルペンスキー代表コーチ河野恭介氏指導の下「アイアンマンテスト」を実施。スキークロス技術に必要なフィジカルの標準記録を選手毎に作成することで、自身の現状把握や、課題にアプローチするトレーニングの方向性を明確にすることができました。招集された選手達は中学生から大学生と幅広いメンバーが集まっているため、それぞれ意見交換をする場面も見られ、選手同士の交流面でもよい時間となりました。


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夜には、宿舎にてミーティングを行い、1日の反省点や課題を発表したり、このチームがメダリストとして成功するためにどのようにしていくべきなのかなどを講義をし、選手とコーチ間での方向性のすり合わせをすることができました。

二日目(午前)は、スキークロスの実践的なトレーニングとして、午前中は人工芝の特設スタートセクションを利用しスタートゲートの練習を行いました。初めてスタートゲートのトレーニングを経験する選手も多く、慣れないながらもアドバイスを聞きながら奮闘しておりました。
また、トレーニング前に保護者の方と一緒にペアストレッチを行うことで、自宅でも継続して出来るようケアの重要性を学びました。

二日目(午後)はスキークロスに必要な俊敏性や総合的なバランス能力を高めるアジリティトレーニングの指導を行い、ストレッチポールやボックスなどを使って、クロスコースに見立てた障害物コースを体育館に設置し、より実践に近い形で身体のコントロール力やバランス力、判断力を鍛えるトレーニングを行いました。

最終日は、香川トレーナーによるウエイトトレーニングを行い、「正しい身体の使い方」と「基礎的なトレーニング方法」を指導していただきました。ウエイトトレーニングの経験のない中学生の選手もいたため、基本動作をしっかり学ぶことができ、とても有意義な講習となりました。

今回チーム選抜後始めての合宿ということで、初対面の選手も多かったですが、選手同士のコミュニケーションも取れたことで、次の合宿に向けてのモチベーションも上がり、チームに一体感が生まれてきました。
次回は「ジャンプ」や「ターン」などのクロスコースでは欠かせない実践練習も取り入れた合宿プログラムを予定しており、本格的なシーズンに入る前にさらに選手の強化を行ってまいります。
ぜひ今後の選手の成長にご期待ください。

報告: フリースタイル(スキークロス) 国内コーチ 西沢 勇人はやと

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