競技

2014/12/22

【REPORT スノーボードSBXチーム遠征】
大会キャンセルも充実のトレーニング

 12月6-7日に開催されるワールドカップ初戦(オーストリア / Montafon)に向けてフィンランドにあるPyhaスキーリゾートにて2週間、オーストリアはPitztalにて約2週間のSBXコーストレーニングを行いました。

 しかし、ヨーロッパ全体が数十年振りの暖冬という事もあり、予定されていたワールドカップ12/6-7(オーストリア/Montafon)が10日間延期されました。そこで急遽、オーストリア / Pitztalにてヨーロッパカップとオーストリアカップが開催される事になりJAPANチームも参戦致しました。上位入賞する事はできませんでしたがこの早い時期に選手全員が世界トップレベルの選手達とレースを経験できた事は有意義でした。

 最終的にはワールドカップの初戦は、SBXコースを作る十分な雪の量を確保される事ができずにキャンセルとなり、スノーボードのアルペン種目へと振替られました。ヨーロッパは稀にみる雪不足ですが、SBXチームの練習環境としてはヨーロッパカップの大会後のコースでのトレーニングもおこなえ、コースクォリティの高いコースと練習相手に恵まれました。

 結果的に1ヶ月間のトレーニング遠征となり技術とフィジカルを再度見直す事ができました。次戦は世界選手権、各選手に必要な準備を進めて参りたいと思います。

報告:SBXコーチ 五十嵐幸太

コースの分析と理論、インスペクションの基本確認

Pitztalスタートゲート(左より手計・桃野・岩垂・渡辺選手

コースの確認をする桃野選手

オーストリアPitztalでの光柱現象

毎日整備されるフィンランドPyhaのクロスコース