競技

2023/10/24

【Report 第3次スノーボード(ハーフパイプ)遠征】Back on Snow!!スイス・サースフェーにて雪上トレーニング始動

プレゼンテーション1

第3次スノーボード(ハーフパイプ)遠征の概要はこちら

今回はTOPチーム今季初の海外遠征としてスイスのサースフェーに行ってきました。
サースフェーはスイス南部にあるスイス国内最高峰の標高を誇る山岳地のリゾートです。
ベースの町から山頂まではゴンドラ2つと山岳電車を1つ乗り継ぐ必要があり、ハーフパイプが造成されている場所も標高3000メートルを超えます。

連日晴天に恵まれた今回のスイストレーニング

この時期のサースフェーは最大サイズのモンスターパイプと、エアマットに飛び込むことができるバグジャンプ、本格的なスロープスタイルコースなどを備え、世界中からトレーニング目的のフリースタイルスノーボーダー・スキーヤーが集まってきます。

今回の遠征では、事前に個々のミーティングで今季の目標や問題点を共有し、それぞれ課題解決のため練習に励みました。

男子選手は高難度のトリック習得のためバグジャンプを用い、怪我のリスクを減らしながら新技の習得・高回転トリックの精度向上を目指しました。
近年は結果を残すためには1本のランの中に4方向のトリックや多彩な回転方法が必須となる中で、男子選手それぞれが充実した結果を残すことが出来ました。

村上コーチより雪上での技術フィードバックを受ける 平野 海祝かいしゅう 選手

女子選手は個々の技の精度向上や新トリック習得のため、主に雪上でのトリックの練習を繰り返し行いました。
女子選手は日本選手に高さのアドバンテージがある一方で、高難度のトリックの修練度に課題が残るため、集中して技術練習が出来た今回の遠征は重要な機会になりました。

1日の合宿のスケージュールは以下の様な流れで進めておりました。
合宿では朝早くから始まり、就寝まであっという間で1日を終え、次の日を迎えるという流れでした。
その中で今回のトレーニングで設定した目標に対して、各自準備を欠かさず過ごしておりました。

  • 起床
  • 朝食
  • 出発
  • トレーニング開始
  • トレーニング終了(クローズ)
  • 帰宅
  • 昼食
  • 映像整理
  •  適宜ミーティングや映像検証等
  • 夕食

内田トレーナーと朝のウォーミングアップを受ける 重野 秀一郎しゅういちろう 選手
白川氏と動作解析ミーティング中の 平野 海祝 選手

強度やリスクの高い練習が続く中、内田・森田両トレーナーの献身的なサポートで選手のフィジカル面でのケアは万全で、安心してトレーニングを積むことが出来ました。

連日のハードトレーニングを支える森田トレーナーのケア

今回の遠征よりHPチームのオフィシャルサポーターとなってい頂いた「ドクターエア」の製品を持参し、ケア、リカバリーに活用して選手たちのパフォーマンス発揮をサポートしました。「ドクターエア」の製品は様々な種類の製品があって、ケアからリラックスまで幅広く使えてとても重宝します。
ドクターエア様の情報はこちら(ウェブサイト: https://www.dr-air.com/jp/ja/)

今回活用したドクターエアのケア製品

今回のスイス合宿では天候にも恵まれて、充実したトレーニングを行うことができ、各選手においても成長できた時間となりました。
環境を用意して頂いたStompingground スタッフの皆様、今回のトレーニングをサポートして頂いたHPチームスタッフの皆様、ありがとうございました。

12月初旬から始まるコンテストシーズンに向けて、選手にとって練習に専念できる期間もわずかになりました。
今回の遠征からの反省を活かし、大会に向けて最後の練習機会となる11月のオーストリア遠征も実りあるものにするべく最善を尽くしていきます。

第3次遠征にあたり、いつもスノーボードハーフパイプチームに応援頂いている皆様、ご関係の皆様に心より感謝申し上げます。
引き続き応援よろしくお願いいたします。

Japan Snowboard HP Teamの今回の遠征の模様、スノーボード・ハーフパイプチームの情報はこちらのインスタグラムでもご覧いただけます。
(Instagram_Glyph_Gradient_RGB@japansnowboardhpteam) • Instagram写真と動画

報告: スノーボード(ハーフパイプ)チーム 技術コーチ 石崎 祐

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