競技
2014/12/26【REPORT スノーボードSBSチーム遠征】
課題が明確になったSBSチーム
スノーボードSBSチームは11月19日よりコロラド・ブリッケンリッジとキーストンでシーズンインをいたしました。遠征中にワールドカップ(WC)などのFIS主要大会が無いため、年明け大会へ向けた強化トレーニングを実施しました。
雪上トレーニング
国内には無いスロープスタイルコースでのルーティーンメイクトレーニング(連続トリックメイク練習)、新トリック練習。
高地順化コンディショニングトレーニング指導
高山病対策として十分な水分補給と鉄分補給に加え毎朝血中酸素量計測、血圧計測を実施。雪山トレーニング前のストレッチアップや下山後のジョグダウンを継続して実施。
旭コーチによる体幹トレーニング指導
下山後のジムでのダウン ジョギング
女子選手達のライトウエイトトレーニング
濱田選手のレッドコードを使用したトレーニング
フィジカルトレーニング土台になる食事栄養摂取指導
スタッフ森夕希子さんによる栄養摂取指導は夕食調理を選手当番制で行い、栄養バランスよく食事をとる具体的方法を選手達は学ぶことができました。また毎朝体重測定実施する事で選手自身体調管理を促し『十分な栄養摂取⇨効果的トレーニング⇨結果』というサイクルを目指します。
夕食時の選手達
夕食調理をする鬼塚雅選手と佐藤亜耶選手と栄養スタッフ森夕希子
夕食調理で生春巻きを作る角野友基選手と稲村奎汰選手
参戦大会
12月上旬に開催されたDEW TOUR MOUNTAIN CHAMPIONSHIPSにはチームから角野友基(日産X-TRAIL)、鬼塚雅(バートン)が招待を受け参戦しました。ソチメダリストらが出場するトップレベルの大会で鬼塚は15 名の出場の中で10位とfinal進出ならず、今後トリック完成度向上が明確課題になりました。角野は30名の出場者の中から2位でfinal進出しましたが、決勝では優勝狙いのSwitch Backside 1260をいれたルーティーンメイクが出来ず最終順位12位という悔しさが残る結果となりました。
稲村奎汰選手 Backside Lipslide
@Keystone A51 Terrain Park
稲村樹選手 Cab9
@ Breckenridge Ski Resort
SBSチームは若手選手が多く、今年度は世界レベルでの戦いに対応できるフィジカル強化が大きな課題になります。まだまだこれからですが、年明けから初めてのチームで挑むコンテストでベストを尽くし着実に進化していきます。
報告:SBSコーチ 根岸 学