競技

2015/01/08

【REPORT スキージャンプ】FISワールドカップ
葛西選手、連日の表彰台

3位、2位と連続表彰台に立ちジャンプ週間総合4位と健闘した葛西選手(左)

 

 

 今季も開幕から絶好調の葛西紀明選手(土屋ホームスキー部)。伝統のジャンプ週間のインスブルック大会の3位に続いてビショフショーフェンでも2位と、連日の表彰台でジャンプ週間の総合ランキングでもイッキの4位と浮上した。同大会の1戦目、2戦目と8位だったが、3戦目、4戦目で上位に食い込んできた。

 ジャンプ週間が終わったところで、ワールドカップの総合ランキングは9位。個人戦13戦中、9戦の出場で440ポイントを獲得しており、10日、11日には得意とするフライングヒルがバドミッテルンドルフ(オーストリア)で行われるが、ここで200メートルオーバーのジャンプを連発して表彰台に立てば総合ランクも上位に飛び込んでくる。

 今月末(24日・25日)に行われる大倉山大会では、そんな絶好調の葛西選手をナマで見ることができる。42歳、加速するレジェントから目が離せない。

 

 

■14th Large Hill(HS-140) Individual 1/6 Bischofshofen(AUT)

Rank Name Nat Distance/Point Jud. Po Wind Total
1 HAYBOECK Michael AUT 137.5m/82.5 58.5 5.8 288.4
136.5m/80.7 58.0 2.9
2 葛西 紀明 JPN 132.5m/73.5 56.5 5.7 277.1
137.0m/81.6 55.0 4.8
3 KRAFT Stefan AUT 133.5m/75.3 57.5 4.5 271.3
132.0m/72.6 57.0 4.4

■ジャンプ週間トーナメント総合成績

Rank Name Nat Total Oberstdorf Garmisch Innsbruck Bischofshof
1 KRAFT Stefan AUT 1106.7 291.9/1 270.0/6 273.5/2 271.3/3
2 HAYBOECK Michael AUT 1100.7 285.0/2 269.8/7 257.5/6 288.4/1
3 PREVC Peter SLO 1077.2 283.9/3 276.9/3 245.2/11 271.2/4
4 葛西 紀明 JPN 1074.8 264.3/8 269.7/8 263.7/3 277.1/2