第3次スノーボード競技（ハーフパイプ）タレント発掘育成事業遠征の概要はこちら

令和6年1月2日（火）～ 1月16日（火）期間において第3次スノーボード競技（ハーフパイプ）タレント発掘育成事業遠征をスイス・ラークススキー場にて実施しました。
参加選手は山田 琉聖りゅうせい 選手（クルーズ）、西塚 然生ぜんせい 選手（オールアルビレックス）、工藤 璃星りせ 選手（チームホクトスポーツ）の3名。

本遠征ではこれから始まる大会シーズンを見据え、ハーフパイプ技術の向上と各個人のルーティン完成度の向上を目的とし、実践的な内容に取り組みました。
また、以前の海外での共同生活を活かして他の選手と協力し自立した生活を送り、選手には必須となるセルフケアなどのトレーニングも学びました。

今回の遠征参加メンバーでの集合写真

●雪上トレーニング

ラークススキー場は例年に比べ天候にも恵まれ、ハーフパイプのコンディションも良く選手が集中して練習に取り組むことができました。
現地ではワールドカップ前ということもあり、他国の強豪チームが一同に集まっており刺激をもらえる最高の環境で練習することができました。
怪我後の選手もいたため短時間でも集中して練習するメニューを組み、ユースオリンピックに向け技の完成度の向上に取り組みました。

山田 琉聖 選手
西塚 然生 選手
工藤 璃星 選手

●セルフケア

効率的なパフォーマンスアップを目指すことを目的として小林トレーナーよりセルフケアの重要性について教えていただきました。セルフケアへの関心を高め、自発的な行動を促し怪我防止にも繋がることを理解してもらいました。
また、痛みや疲労の訴えがありケアが必要と思われる選手については、痛みのある部位の状況把握と今後の対応等の指導を行うことができました。

●コーチ所感

本遠征では選手同士お互いがライバルとして意識をしながら、良い影響やプレッシャーを与え成長することができました。
ジュニア選手は世界で活躍する同世代の選手の勢いを感じ、またトップ選手との経験値の差を肌で感じ競争する環境を作ることができました。今後はトップアスリートとして技術面だけでなく、怪我や安全面を考えた質の高い雪上トレーニングを行うことが必要となります。その意識づくりを積み重ねることで、どんな状況にも強い選手の育成をしていきたいと思います。

最高の環境でトレーニングができた
ラークスにて

報告: スノーボード（ハーフパイプ） チーム テクニカルコーチ　神戸 忠仙ただのり

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