競技

2015/01/27

【REPORT スキージャンプ&コンバインド】
ワールドカップで沸いた札幌

 ジャンプとノルディックコンバインドのワールドカップが開催された先週の札幌。24日はコンバインドとジャンプの銀メダリストが大倉山を舞い、ファンにはたまらない1日となった。葛西紀明選手(土屋ホームスキー部)は残念ながら表彰台に立つことはできなかったが、渡部暁斗選手(北野建設スキークラブ)は、前半のジャンプで11位と出遅れながらクロスカントリーで驚異的な追い上げを見せて2位のビッグシーンを演じた。

 復調をアピールしたジャンプの伊東大貴選手(雪印メグミルクスキー部)、コンバインドの渡部善斗選手(北野建設スキークラブ)も兄、暁斗選手に負けないくらいの健闘を見せてジャンプ1位、クロスカントリーもよく粘って今季最高となる5位となった。

 2月18日からスウェーデンのファールンで開催されるノルディック世界選手権大会へ向けて、ジャンプ、コンバインドとも明るい材料が生まれた札幌大会だった。

 

 

 

コンバインドの渡部暁斗選手は久々の地元開催に2位の好成績で応えた

暁斗選手の弟、善斗選手も5位と世界選手権大会を前に好調をアピールした

オリンピックではケガで団体戦を欠場した加藤大平選手も元気なプレーを見せてくれた

会心のレースに表情もほころぶ渡部暁斗選手

優勝を狙っていた葛西選手だったが、残念ながら2戦とも表彰台に立つことはできなかった

会場には熱狂的なジャンプ応援団もかけつけた

ワールドカップの優勝もある大倉山で134.5mの大ジャンプを披露した伊東大貴選手

世界選手権大会を1か月後に控え、納得のジャンプに笑顔もほころぶ

ジャンプ、コンバインドチームのオフィシャルスポンサーであるバスクリンの古賀社長も来場、SAJ谷常務理事(左)から両チーム選手のサインが入ったジャパンチームユニフォームが贈呈された