競技
2024/02/15【Report スノーボード(ハーフパイプ)第6次スノーボード(ハーフパイプ)遠征】男女で2年連続のワールドカップ総合優勝のタイトル獲得!
第6次遠征の後半戦となるアメリカ(マンモスマウンテン)、カナダ(カルガリー)で、行われたFISスノーボードワールドカップ・ハーフパイプ種目に出場した日本人選手は平野 流佳 選手(太成学院大学)、戸塚 優斗 選手(ヨネックス)、平野 海祝 選手(TOKIOインカラミ)、重野 秀一郎 選手(BURTON)、小野 光希 選手(BURTON)、冨田 るき 選手(東海東京フィナンシャルホールディングス)、冨田 せな 選手(宇佐美SC)の7名。
アメリカ(マンモスマウンテン)のワールドカップ大会では、公式練習が2日間の予定が天候の影響で1日間だけになり、急遽翌日に予選が行われるという厳しい状況の中での開催となりました。
マンモスマウンテンでの大会終了後に 全体写真
その中でも、出場した日本人選手全員決勝に進出し、決勝は予定通り2月3日に行われ、ハーフパイプのコンディションも良い状態で男女共に3本のベストランカウントのルールで大会が行われました。
男子選手では、FW1440、CABW1440スピンを織り交ぜ完成度の高い演技を披露した 戸塚 優斗 選手が3年ぶりのワールドカップ優勝、2位にはFW1440、CABW1440のコンビネーションをルーティーンに入れた 平野 流佳 選手、3位はXGAMESの時と同じルーティーン構成を決めた 平野 海祝 選手が3位に入りました。平野 海祝 選手は、自身初のワールドカップ表彰台となります。
男子選手は、日本人表彰台独占という素晴らしい結果を残しました。
マンモスマウンテン 男子表彰式
平野 流佳 選手(太成学院大学)(左)、優勝おめでとう❣ 戸塚 優斗 選手(ヨネックス)(中央)、平野 海祝 選手(TOKIOインカラミ)(右)
女子選手では、小野 光希 選手がF900、CAB900のルーティーンを織り交ぜ高さのある演技構成を決め優勝、2位には 冨田 せな 選手がラストヒットに高さのあるF900を決め、表彰台を獲得しました。
マンモスマウンテン 女子表彰式
冨田 せな 選手(宇佐美SC)(左)、優勝おめでとう❣ 小野 光希 選手(BURTON)(中央)
最終戦のカナダ(カルガリー)は、天候も良好で予定通りのスケジュールで大会が開催されました。
ハーフパイプのコンディションは、今まで参戦したワールドカップの中でも一番小さく選手達は最初合わせるのに苦労しましたが公式練習2日目からは徐々に合わせる事ができました。
予選は、マンモスマウンテンのワールドカップと同じく、見事出場した日本人全員決勝に進む事ができました。
カルガリーでの大会終了後に 全体写真
決勝は男女共に、3本のベストランカウントで開催され、男子選手では予選から圧倒的な高さを誇っていた 平野 流佳 選手が決勝では更に高さを上げ、SB1080、 BW1260、 FW1440、CABW1080のルーティーンを決め2位、重野 秀一郎 選手が1260二つ、1440二つの高回転を織り交ぜたルーティーンで昨シーズンに続き自身2度目の3位表彰台獲得となりました。
最終戦を終えた大会終了後には、シーズンの種目別総合優勝クリスタルトロフィーの表彰が行われ、見事2年連続 平野 流佳 選手がクリスタルトロフィーを獲得しました。
カルガリー 男子表彰式
平野 流佳 選手(太成学院大学)(左)、重野 秀一郎 選手(BURTON)(右)
女子選手では 小野 光希 選手が高さのある演技構成に900二つを入れるルーティーンで優勝、冨田 せな 選手がF1080、CAB720、 F900、B540、F720のコンビネーションルーティーンを自身初大会で決める事ができ3位に入りました。
カルガリー 女子表彰式
優勝おめでとう❣ 小野 光希 選手(BURTON)(中央)、冨田 せな 選手(宇佐美SC)(右)
平野 流佳 選手に続き、女子選手では今シーズンワールドカップ3勝と素晴らしい結果を残した 小野 光希 選手が2年連続となる種目別総合優勝クリスタルトロフィーを獲得しました。
おめでとう❣ クリスタルグローブを獲得した 平野 流佳 選手🏅、小野 光希 選手🏅
今回の遠征でも各分野におけるサポートスタッフが自身の役割を全うし、選手達のパフォーマンス発揮を後押ししてくれました。
マンモスマウンテン(アメリカ)、カルガリー(カナダ)ワールドカップ大会共に、天候や雪不足なども大変な状況でありながら大会を開催して頂けた事に、大会主催者、運営スタッフの方々に感謝申し上げます。
引き続きスノーボードハーフパイプチームの応援を宜しくお願い致します。
報告: スノーボード(ハーフパイプ) コーチ 村上 大輔
Japan Snowboard HP Teamの今回の遠征の模様、スノーボード・ハーフパイプチームの情報はこちらのインスタグラムでもご覧いただけます。
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