競技
2015/01/22【REPORT 2015 FISスノーボード世界選手権大会】
AL代表チーム報告
PSL (1月22日)
竹内 15位
家根谷 DSQ
斯波 18位
吉岡 33位
PGS (1月23日)
竹内 3位
家根谷 19位
斯波 17位
吉岡 20位
オーストリア・ラッハタールにて行われたスノーボード世界選手権大会に、アルペンチームからは、男子:吉岡健太郎、斯波正樹、女子:竹内智香、家根谷依里の4名の選手が出場しました。コースは急斜面から緩斜面、中斜面にてゴールというレイアウトで、雪はハードパックという実力を発揮にするには申し分のないコースにてレースが行われました。
・パラレルスラローム(PSL)
予選では、竹内選手と斯波選手が予選2本目に進み、竹内選手は15位にて決勝進出、斯波選手は18位と決勝進出を逃しました。決勝に進んだ竹内選手は、1回戦で敗退し15位にて初日を終えました。
・パラレルジャイアントスラローム(PGS)
予選では、女子:竹内選手は1本目片側5位、2本合計で7位にて決勝進出。家根谷選手は1本目片側8位、2本合計で19位にて予選敗退。男子:斯波選手は1本目片側12位、2本合計で17位にて予選敗退、吉岡選手は1本目片側15位、2本合計で20位にて予選敗退。
決勝では、竹内選手は1回戦はヨルク(ドイツ)に快勝、2回戦はクライナー(オース
トリア)圧勝、準決勝はザワルジナ(ロシア)に惜しくも敗れましたが、3位決定戦はゾック(スイス)にゴール前で逆転で勝利し、銅メダル(8回目の世界選手権大会にて初メダル)を獲得しました。
竹内選手は、ソチオリンピックに続く2年連続での世界大会でのメダル獲得は、彼女の実力および取組みが世界トップであるという証であり、2018ピョンチャン五輪でのメダル獲得に向けて順調なスタートとなりました。
家根谷選手、吉岡選手、斯波選手は、練習での力を本場で発揮するための取組みを行っており、ワールドカップレベルでは、わずかなミスが決勝進出に大きく影響するという、シビアなシチュエーションにおけるメンタルの強さが今後の課題となります。今後は、1本1本の完成度をさらにあげること、本番において90%~100%の滑りを発揮することを目的としたトレーニングを重ね、この後のワールドカップで良い流れをつかみ、特に地元開催の旭川WC大会(2月28日、3月1日)においては、目標達成ができるよう励んでいきたいと思いますので、応援のほどよろしくお願い致します。今回もアルペンチームへの応援をいただき、ありがとうございました。
大会リザルト:
PSL
http://data.fis-ski.com/pdf/2015/SB/7034/7034RLR0.pdf
http://data.fis-ski.com/pdf/2015/SB/7035/7035RLR0.pdf
PGS
http://data.fis-ski.com/pdf/2015/SB/7037/7037RLR0.pdf
http://data.fis-ski.com/pdf/2015/SB/7038/7038RLR0.pdf
報告:ALコーチ 佐々木 耕司
見事世界選手権では自身も初となるPGS銅メダルを獲得した竹内選手
世界選手権の日本代表メンバー左より吉岡、家根谷、竹内、斯波