競技
2024/03/26【Report アルペン 第3回アルペン(ユース)合宿】
この事業は、一般社団法人ジャスト・ラビング・スキーによるクラウドファンディングの支援金、
およびJCOM株式会社の支援金により実施しています。
3月21日 ~ 23日に菅平(長野県)にて、強化指定ユース選手および各ブロックの推薦選手を対象とした合宿を実施しましたので下記の通りご報告いたします。
集合後ミーティングを実施し、選手やスタッフの自己紹介やこの合宿の目的・活動内容についてヘッドコーチより説明があり合宿が開始となりました。
今回の合宿は下記の目的をもって実施しています。
- 【目的】
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- トレーニング環境を提供することでユース世代を広く育成する
- 各地域のトップ選手同士の交流を通したモチベーションの向上
- アスリートとしての行動や心構えを学び、強化を図る
1. フィジカル面について
内容: フィットネスチェック・コンディショントレーニング
フィットネスチェック項目
- ウォーミングアップ
- 腹筋
- 腕立て伏せ
- 懸垂
- 立ち幅跳び
- ヘキサゴンジャンプ左右各10秒
- ボックスジャンプ30回
- 滑走姿勢チェック
以上の内容を1時間ほどかけて各1セットずつ行いました。
ただし希望のあった選手のみ2回実施している種目もあります。
夏季に行うアイアンマンテストからは負荷や種目数を減らし、コンディショントレーニングの一環として翌日のSL種目につながる内容で実施しました。
事前に不参加の連絡があった選手はもちろんのこと、「決して無理はしないこと」「これにより選考したり何かの判断をしたりするものではないこと」「実施しなくても良いこと」は都度選手に伝えながら各種目を実施しております。夏季にも行っている種目についてはフィジカルレベルの低下を選手自身も知ることで、冬季のフィジカルトレーニングの必要性を感じていたようでした。
2. 雪上トレーニングについて
内容: 3月22日 SLトレーニング(4セット/各セット1〜2本)
3月23日 GSトレーニング(大会コース通し2〜3本、中間スタート0〜2本)
2日目は1つのセットを最大2本滑走し4セットを行うことで「硬いコースで様々なセットを経験してもらう」という狙いを持ってSLトレーニングを実施しました。選手により4〜7本滑走しています。
硬いコースに苦戦する場面もありましたが、タイムを計測しながら質の高いトレーニングを行うことができたと感じています。
最終日はGSの大会スタートからゴールまでをフルで使用し、GSトレーニングを行いました。降雪の影響もあり100%のコンディションとはなりませんでしたが、1本1本集中して取り組むことができました。全選手が通しで2本滑ったのち、3本目を滑った選手もいれば中間からスタートした選手、トレーニングを終了した選手もおり、選手のコンディションに合わせて本数を調整させていただきました。
報告: アルペン チーム ヘッドコーチ 安食 真治