競技

2015/02/13

【REPORT スノーボードSBX育成合宿】
未来を期待させる選手たち

 2月4日~6日の日程で山形県ライザスキー場にて、第3回スノーボード(SBX)育成合宿、スノーボード地域育成合宿(SBX)が開催されました。指定選手7名、地域推薦選手15名と活気のある合宿がスタートしました。

 合宿用に用意されたクロスコースはハイスピードでスピードトレーニングをするには十分なコースでありました。世界選手権代表の桃野選手が引っ張っていきながら、指定選手のトレーニングへの取り組みはかなり積極的で、コース後半のバンクセクショントレーニングでは限界ギリギリの突込みをみせ、徐々に理想のラインどりエッジングの感覚を身に付けながら、限界スピードをあげるトレーニングが出来ていました。

 スタートからファーストジャンプまでのトレーニングでは上下動をしたときのポジション、フラット出しに注意しながら、繋がったスピードでジャンプセクションでの動きが変わることを実感させ、ジャンプセクションではランディングバーンの獲得を重要課題としたトレーニングを行いました。

 合宿全体で指定選手の積極的な取り組みと、地域推薦選手の果敢な取り組みでよい状態の合宿が終始行えました。この状態の合宿に参加している、まだ大会に出られない小中学生が大会に出る頃には、日本のスノーボードクロスの状況を変えられているであろう期待を感じることの出来る合宿となりました。

報告:SBXコーチ 長嶋 勇也

朝のウォーミングアップ・ラジオ体操

滑走前のウォーミングアップ

スタート付近の樹氷

バンクでのトレーニング