競技

2024/04/22

【Report スノーボード(スノーボードクロス)2024-25シーズン FISフリースタイル・スノーボード ジュニア世界選手権】

第5次スノーボード(スノーボードクロス)遠征の概要はこちら

2024年4月1日~4月10日の日程でグダウリ(ジョージア)で行われたFISフリースタイル・スノーボード ジュニア世界選手権に参戦しました。

オープニングセレモニー

予選はシーディングランとプリヒートが行われ、男子32名・女子16名の決勝ラウンド進出者が決まりました。
ジュニアとはいえフランス、ドイツ、イタリア、オーストラリアなどの選手の中には、ワールドカップでも上位に入る選手も参加したレベルの高い大会でした。男子では 櫻井 虹太こうた 選手(早稲田大学)がシーディングランを11位とし、プリヒートも順当に勝ち上がり決勝ラウンド進出を決めました。

スタート前の 櫻井 虹太 選手

女子では 吉田 蓮生れみ 選手(移籍中)がシーディンランで8位を獲得し、プリヒートも順当に勝ち上がりこちらも決勝ラウンド進出を決めました。
決勝ラウンドでは吉田選手がクウォーターファイナルで2位のポジションを終盤まで保っていたのですが最後のバンクにて単独クラッシュをしてしまい敗退、最終順位9位という結果でした。

吉田 蓮生 選手

櫻井選手は今回も安定した滑りを見せ、セミファイナルまで順当に勝ち上がりました。セミファイナルではスタートで若干出遅れ、4番手でオーバーテイクの機会を伺いながら先頭集団にしっかりついていたのですが、こちらも最終バンクにて単独クラッシュ。スモールファイナルでは一旦は先頭に立つもゴール直前で2人に抜かれ、3位でのフィニッシュとなり最終順位7位という結果でした。

櫻井 虹太 選手

最終日に行われた男女混合のチームクロス、櫻井・吉田の両選手ともに調子も良くビッグファイナル進出も十分に狙えるレースでした。
しかしクォーターファイナルでは最初に男子の櫻井選手がスタートし、トップと僅かの差で2位で吉田選手にバトンを繋ぎ、吉田選手はコース序盤でトップの選手を抜き1位のポジションに。そのままゴール直前まで独走していたのですが、ゴール前のビッグキッカーでバランスを崩しまさかの転倒。後続の2名の選手に抜かれ3位となり、最終順位を9位という結果でした。

今シーズンはヨーロッパカップを中心に、多くの海外レースを転戦し、選手達は着実に自力を付けてきたと感じさせてくれたジュニア世界選手権でした。

今シーズンの全てのレースを終え、手応えと共に明確な課題も見つかりました。
これからもより高みを目指すためにチーム一丸となって精進して参りますので、スノーボードクロスチームの応援を宜しくお願いします!!

報告: スノーボードクロスチーム コーチ 木崎 健斗たけと