競技
2015/03/09【REPORT アルペン】FECジャパンシリーズ
長谷川選手が総合優勝飾る
<野沢温泉会場>
3月 6日(金) 45thシュナイダーカップ 男女GSが 野沢温泉スキー場カンダハーコースで行われた。
連日、パックスノーに整備されたコースの中で、女子は高校3年生の石橋未樹選手(東海大学附属第四高等学校)が、長谷川絵美選手(サンミリオンスキークラブを抑えて優勝した。石橋選手は、1本目にラップを奪い、日本のエース長谷川選手の追撃を交わしてFEC初優勝とミニマムポイントをゲットした。
同日行われた男子GSは、クリストフ・クリズル選手(チェコ)が優勝、日本チームは石井智也選手(サンミリオン)が三位、成田秀将選手(東海大)が6位となった。
<志賀高原会場>
3月 8日(日) 2015志賀高原カップ 男女SL ジャイアントコース
ジャパンシリーズは志賀高原スキー場に移りスラロームが行われた。今シーズ2勝目を狙った湯浅選手(スポーツアルペン)は細かなミスが目立ち2本目に追い上げたが優勝したマーク・ディグルーバー選手(オーストリア)に届かず3位に留まった。
女子は2本とも安定した滑りを見せた長谷川選手が逆転して優勝した。
3月 9日(月) 2015フェニックスカップ 男女SL ジャイアントコース
FECジャパンシリーズ最終日となったフェニックスカップは、各選手にとって非常に重要なレースとなった。特に優勝とミニマムポイントを狙った湯浅直樹選手(スポーツアルペンスキークラブ)は2本目に猛アックし、1本目3位から逆転し見事優勝した。
また1本目2位の好位置に付けた若手成田秀将選手(東海大)も、最終3位と健闘した。女子は2本目に正確な滑りで長谷川選手が2日連続の逆転優勝し、様々なコースセットへの対応力を見せてくれた。
終了後には湯浅はワールドカップ・クラニスカゴラ大会(スロヴェニア)へ、長谷川はワールドカップ・オーレ大会(スウェーデン)参戦に向けて出発した。
なお、ジャパンシリーズ総合優勝は、男子がマティック・スクーベ(スロヴェニア)、女子は長谷川絵美選手(サンミリオン)が優勝した。
報告/アルペン部長 岩谷 高峰