今回は３月６日〜３月１１日中国のハルビンでジュニア世界選手権が行われました。中国でのスノーボードの大きな大会は今回が初めてで、盛大に開かれました。

　日本人選手は５名（男子３名＋女子２名）出場しました。

　コース状態は良く、ジブ３連＋キッカー３連と整っていました。

男子；決勝１２名（上位６位（各予選ヒート上位３名）＋準決勝上位６名）、準決勝１２名（各ヒート４位〜９位）

女子；決勝６名（予選ヒート３名＋準決勝上位三名）、準決勝６名（予選上位４位〜９位）

結果：

浜田海人5 位

FBoard Slide, F3out, Ftail-450out, cab9,1b10,f10

宮澤佑太郎9 位

Cab270-270, Fs360out, Ftail450out, cab3,Fs10,Bs10
（cab10を狙ったがスピードが足りずcab3に）

脇田朋碁18 位

B lip,50-F3out, F tail 270 out, F9, SB9, B9
（準決勝）

冨田せな

23位 50-50,50-50 tail tap.50-50, F3
（F3立てず、2本目、ストレート、ストレート2個目で転倒）

岩渕麗楽

19位 50-50,50-50,50-50, F3, B3
（2本ともB3で立てず）

　このコースの一つひとつは難しくはなかったですが、全体を通すルーティーンが選手にとっては難しかったです。初日の公式トレーニングから風が出ており、選手達は苦労していました。その中で初日は自分たちの持ち技を練習するにとどまり、女子、男子共に大きい３連ジャンプに苦しんだ二日目はルーティーンを決められずに終えていました。公式トレーニングの時間の使い方に経験の差が出て、最終日までコースに自分たちの持ち技を合わす事ができなかったです。

　結果としては満足いく数字が出せませんでしたが、男女共に学びの多い経験となり、選手たち自身も今回の直す所がはっきりしたと思います。世界での戦い方が見えてきたと思います。これからの戦いに期待したいと感じました。

報告者：SBSコーチ　旭大和