競技

2015/03/16

【REPORT 2015 FISスノーボードジュニア世界選手権】
AL代表チーム報告「厳しい環境下での学び」

 中国 黒竜江省 ヤブリスキーリゾートで開催されたFISスノーボードジュニア世界選手権 アルペン種目(PSL/PGS)に2名の選手と参戦しました。結果は、3月10日PSL:豊田30位、宮澤12位、3月11日PGS豊田17位、宮澤13位でした。

 開催地では水道水が飲めないことや不慣れな生活環境の中での大会となりました。そのような環境の中で、宮澤選手がPSLならびにPGSの両種目で決勝に進出したことは、評価に値する成果ではないかと思っております。

 また、豊田、宮澤両選手にとって、今後の競技活動においてもどのような環境下でも自分の力を出し切ることがトップ選手になる上では求められるということを、今大会を通じて身を持って実感できたことは、本人たちの非常に大きな財産になったのではないかと感じています。

 若い段階でこのような海外の大会で、海外の選手と競技することで、選手自身がよりビジョンを持って、今後の競技やそのためのトレーニングに取り組んでいくよい機会を頂けたことに、選手スタッフ一同感謝の気持ちを持って今後の活動に励んでいきたいと思っております。

報告者:AL強化委員 森 治人

現地空港からスキー場までの移動(250km)するバスは、警察車両が先導。国賓並みの警護でした

PSLレーススロープ。雪は人工降雪がメイン。レース当日は昼頃でも-15℃前後という寒い日になりました

大会の朝、トレーナーと共にウォーミングアップする宮澤選手(右)と豊田選手(左)

PGS決勝男子ヒート表

PGSスタートエリアにて、写真左から、豊田亜紗選手、宮澤拓臣選手、安岡トレーナー

大会中は各国にボランティアの通訳が付き、中国滞在中は大変お世話になりました。日本チームの通訳、カクジョさん(写真左)との交流も思い出深いものになりました。

大会期間中は日程が重なったクロスチームと食事を共にし、お互いの健闘を讃え合いました。

帰国時の中国 ハルビン空港にて