競技

2015/03/19

【REPORT アルペン】ワールドカップ最終戦出場ならず
湯淺選手、痛恨の途中棄権

 15日、スロベニアのクラニスカ・ゴラで行われたワールドカップ第9戦のスラロームで、28番からスタートした湯淺直樹選手(スポーツアルペンスキークラブ)は1本目のゴール前で痛恨のコースアウト、最終戦の出場権は得られなかった。

 今季、湯淺選手は腰痛を抱えながらシーズンを通して戦い、第3戦での14位が最高位ながら4戦でワールドカップポイントを獲得した。とくに1月27日、シュラドミング(AUT)で行われた第8戦では、2本目にサードラップをマークした滑りは圧巻だった。

 来期は万全の状態にして、ワールドカップ日本選手初優勝を目指して戦う。来年はワールドカップ苗場大会が開催されるが、日本選手初となる優勝を目指して挑戦する湯淺選手に、応援のエールをお願いします。

 

クラニスカゴラではゴール前でアウトしてしまった湯淺選手(Photo by Shinichiro TANAKA)