競技

2015/03/20

【REPORT アルペン】全日本スキー選手権大会SL
男子は1本目ラップの成田が優勝

 第93回全日本スキー選手権大会最終日は、男女の回転が行われた。会場の苗場スキー場は、レース開始とともに霧もなくなり良いコンディションの中で行われた。

 男子は1本目ラップタイムを叩き出した成田秀将選手(東海大学)が2本目も安定した滑りでこの種目初優勝。2位には2本目に好タイムを出した大越龍之介選手(東急リゾートサービス)が入り、大回転で優勝した石井智也選手(サンミリオンスキークラブ)は3位だった。

 一方女子は、海外遠征の経験を生かして積極的な滑りを見せた安藤麻選手(北照高等学校)が全日本スキー選手権大会初優勝を飾った。怪我から復帰した押味輝選手(日本体育大学)は、2本目に力強い滑りで2位に順位を押し上げ、2回目の優勝を狙った向川桜子選手(秋田ゼロックススキー部)は3位だった。

 大会期間中は気温が上昇し、コース作りとしては非常に難しい条件となったが、コース係りの素晴らしい作業により予定どおり3日間の大会を終了することができた。主管である公益財団法人新潟県スキー連盟及び湯沢町スキー連盟、そして各スポンサーに心より感謝申し上げます。

 写真提供:スキージャーナル

 アルペン部長 岩谷高峰

女子回転

順位 選手名 選手名 1本目 2本目 合計
1 安藤 麻 北照高等学校 58.57 55.85 1:54.42
2 押味 輝 日本体育大学 59.43 56.14 1:55.57
3 向川 桜子 秋田ゼロックススキー部 59.11 57.08 1:56.19
4 蓮見小奈津 東海大学 1:00.81 55.57 1:56.38
5 丸子由里香 置環 1:00.56 57.03 1:57.59
 

海外遠征の経験を生かして積極的に攻めた安藤麻選手が全日本初優勝

怪我から復帰した押味輝選手は2本目力強い滑りで2位を確保した

向川桜子選手は3位

女子の上位選手

 

 

男子回転

順位 選手名 選手名 1本目 2本目 合計
1 成田 秀将 東海大学 51.95 56.28 1:48.23
2 大越龍之介 東急リゾートサービス 52.90 55.57 1:48.47
3 石井 智也 サンミリオンスキークラブ 53.49 56.12 1:49.61
4 河野 恭介 野沢温泉スキークラブ 53.50 56.17 1:49.67
5 松本 達希 早稲田大学 55.06 56.33 1:51.39
 

成田秀将選手が1本目ラップタイムをマークして優勝

2本目好タイムをマークした大越龍之介選手が2位に入った

大回転で優勝した石井智也選手は3位

男子の上位選手